設備管理のミニ情報

予防保全とは?

予防保全、略称PM(preventive maintenance)とは、故障する前に何らかの処置・対策を行って故障の発生を避けましょう、という考え方です。
故障を避ける、という考え方なので、故障に伴うロスを減らすことにつながります。
しかし、例えば使用限界に達する前に部品を交換しましょう、という考え方なので、単純な保全コストだけを見れば、事後保全より高くつく可能性があります。
そのため設備管理の担当者にとって、事後保全でもよい機器と、予防保全をした方がよい機器の見極めは非常に重要なポイントになります。

また、予防保全にとっては故障がどのように発生するかの予測も重要です。
その予測の考え方に応じて、予防保全は「時間基準保全」「状態監視保全」に分けられます。