メールマガジンバックナンバー
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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2008年11月号
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はじめに・・・
11月下旬になると、北海道はもう雪模様、東京もすっかり寒くなってきました。
今年はこの時期新型インフルエンザ話題が非常に取り上げられていますが、
何はともあれ、忙しい年の瀬、体調にはご留意下さい。
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◎ 目次
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1.設備情報管理のポイント(第12回)
2.「設備管理の匠」のQ&A~その12~
3.「北海道のうまいもん」(第12回)~ポテトチップチョコレート~
4.エコニティからのお知らせ
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1.設備情報管理のポイント(第12回)
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前回はリスクマネジメントについての話から予定を変更して、景気の後退局面
で設備情報管理が必要とされるのか、ということを書きました。
必要とされる理由の一つは、設備投資を抑えられてしまう可能性があり、
既存の設備を使う上では情報管理が重要になるという点です。
理由の第二は、人員が増える見込が薄い中、業務の効率化が求められますが、
情報管理によって少しでも実現できる可能性があるということです。
理由の第三は、ロスカットがより要求される可能性があり、ロスカットを実現
するためには情報管理によって、状況を把握する必要がある、ということです。
実際、先日お伺いしたお客様は、この不況のあおりで業務量が減ることを
予想していましたが、逆にそうした時こそ業務に余裕ができるので、
情報管理や保全業務の効率化に取り組みたいということを話しておられました。
このように、設備情報管理は状況が悪い時ほど必要とされるのではないかと
考えています。
ただ、実際に目に見えるコスト削減効果がでてこないと、取り組みにくいかも
しれません。
そこで、今回は第二の理由で挙げた「業務効率化」にどのように結びつく
可能性があるのかを掘り下げていきます。
まず、根本的に「業務効率化」とはどういうことなのでしょうか?
「効率」という言葉を辞書で調べると、
---------------------------------------
使った労力に対する、得られた成果の割合
-------------------------出展:大辞泉--
とあります。
一方、良く使う「効率的」という言葉は、
---------------------------------------
効率がよいさま。むだがないさま
------------------------出展:大辞泉---
そこから、考えると「業務効率化」、とは、
「労力に対する成果を高くするため、
できるだけ無駄を省くように仕事を改善すること」
と定義することができます。
よく、製造業ではさまざまな形で効率化が追求されます。
有名な手法の一つであるTPM(Total Productive Maintenance)では、
設備総合効率という指標の向上が追及されていますが、その手段が各種ロスの
削減すなわち「無駄を省くこと」です。
無駄を省いて、設備の利用効率を上げる、ということになります。
「業務効率化」でも同じような考え方が適用できます。
まず、必要なのは仕事の成果を阻害している「無駄」を把握することです。
そして、その無駄を削減していくことが同じ仕事量であっても、
より高い成果に結びつくと考えられます。
それでは、保全担当者の業務の「無駄」(ロス)とはどんなことでしょうか?
状況に応じて、いろいろな内容が考えられます。
ただ、保全に限らず業務上発生する代表的な問題として、
次のような内容を挙げることができます。
・段取りの問題
簡単に言えば、実際の作業に取り掛かるまでの準備の問題です。
例えば、部品交換をする場合に、実際の交換作業にどのくらいの速さで
取り掛かれるのか、ということになります。
交換作業の前には、部品の型番は何か、それが保管されているのか、なけれ
ば発注先はどこなのか、など作業前にやるべきことがいくつもあります。
ただ、それらの準備作業は交換作業そのものではないので、極力、
交換作業に取り掛かるまでの時間をゼロに近づけることが必要になります。
・再発対処の問題
同じような故障や、問題が発生したときの対処の問題です。
例えば、似たようなクレームが多発していたり、似たようなミスが続く場合
に、いつも同じように保全担当者が出向いて対処しなければならないとした
ら 、大変な無駄になっている可能性があります。
・コミュニケーション上の問題
例えば何か作業状況について、別の担当者に引継をしなければならないとき
など、その情報伝達がうまくいかなければ、
大きな無駄が発生する可能性があります。
関係者に周知徹底をしていれば避けられるようなミスが発生した場合も
同様です。
これらの問題は、個々には小さな問題であるかもしれません。
ただ、もしもこれらの問題に対処している時間を測定して、
トータルしたら大変な時間になってしまうかもしれません。
事情は設備の効率性の問題と同様です。
TPMで言う「設備の7大ロス」のそれぞれは小さなロスであったとしても、
トータルでは設備総合効率を大きく損なう可能性があるのは、
TPMに取り組んでおられる保全担当者であれば、皆様ご存知のことと思います。
それでは、これらの「無駄」への対処と「設備情報管理」がどのように結び
ついているのでしょうか?
字数がなくなってきてしまったので、次回、ご説明したいと思います。
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2.「設備管理の匠」のQ&A~その12~
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このコーナーでは「設備管理の匠」によく寄せられるご質問や、上手な使い方
について解説します。
【Q1】
「設備管理の匠」のサポートについて教えてください。
【A1】
導入後のお客様には、次のようなサポート対応を行っています。
(1)本ソフトウェア操作、並びに運用上の諸問題に対する電話、メールでの相談
(2)OS変更などに伴う本ソフトウェアのバージョンアップソフトウェアの配布
(3)機能拡張、追加に伴う本ソフトウェアのバージョンアップソフトウェアの配布
(保守期間中はご希望時点で最新のファイルをお送りいたします)
(4)本ソフトウェア運用上の諸問題が発生した場合のオンサイト(現地)対応
※ただし、オンサイト対応は電話、メールでの対応で問題が解決しない場合に
限らせていただきます。
また、オンサイト対応に伴う交通費実費はご請求申し上げることがあります。
(5)ライセンスファイル紛失時の、ライセンスファイル再発行
(6)データの作成支援(Excel等の一覧表になっているデータに限ります)
(7)項目名の変更サービス
初年度は無料で、2年目より税込5.25万円で対応しております。
~~何か取り上げて欲しい質問がありましたらメールでご連絡下さい~~
「設備管理の匠」についてはこちらをご覧下さい。
http://www.econity.co.jp/takumi.html
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3.「北海道のうまいもん」(第12回)
~ポテトチップチョコレート(ROYCE')~
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北海道のロイズといえば生チョコレートが有名ですが、そんなロイズから私が
気になったお菓子「ポテトチップチョコレート」を紹介します。
ポテトチップの片面に評判のロイズのチョコレートがコーティングされている
「ポテトチップチョコレート」・・・はたしてどんな味がするのか?
期待と不安がいっぱいでした。
食べ始めてみると・・・
しょっぱ甘い!?
万人受けするかどうかはわかりませんが、食べると癖になりそうな、
不思議なおいしさです。
チョコレートが本業のロイズではあるのですが、北海道のじゃがいもからつく
られたポテトチップはじゃがいもの風味がしっかりしています。
また塩にも、有名な「伯方の塩」が使われるというこだわりがあるようです。
形(波型)、厚さ(少し厚め)、塩味、チョコレートの量のバランスが
とてもよく、意外とボリュームがあるなぁとも感じました。
ロイズにはその他気になるお菓子もありましたので 又の機会に紹介したいと
思います。
来月はクリスマスです。お店には「ポテトチップチョコレート」の他にも、
クリスマスパッケージのチョコレートがにぎやかに並んでいました。
WEBサイトでもクリスマス限定商品が並んでいますので、
チョコレート好きの人は一度ご覧になってはいかがでしょうか?
「ポテトチップチョコレート」は新千歳空港、オンラインショップでも
取り扱われています。しょっぱくて甘い、不思議だけどハマるおいしさです。
<<ROYCE'>>
http://www.e-royce.com/items/potato/index.php
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4.エコニティからのお知らせ
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■50機器登録可能な試用版について
50機器(マスタ)登録可能な試用版を展示会で配布し始めました。
以前は10機器のみ登録可能でしたので、もしもこの50機器試用版をご希望され
る方は、takumi@econity.co.jpまでご連絡下さい。
■点検業務支援オプションの販売について
展示会でもご案内していました点検業務支援オプションですが、現在まだ準備
中です。予定より遅くなっていて申し訳ありません。
準備ができ次第、ご案内いたしますのでもうしばらくお待ち下さい。
■デモンストレーションの対応について
エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し
ています。ご希望の方はご連絡下さい。
<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
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■□エコニティについて■□
(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!
URL:http://www.econity.co.jp
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
編集責任者:吉村
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