作業段取りを短くしたい

  • 故障発生からの復旧時間を少しでも短くしたい
  • 工事の時の必要資料や図面を探すのにかなり時間がとられてしまう

「あの資料はどこにいったかな?」
いざ作業をするときに、こんなことはよくあると思います。
自分自身で情報を整理しているつもりでも、過去の修理記録はこのファイル、部品のリストはあちらのファイル、図面は保管庫にあって、業者の見積もりはバインダーに綴じられている・・・
このように分かれていると、必要な資料を入手するのに時間がかかることがあります。
ましてや、複数の人がそれぞれのやり方で情報を管理していると、大変な混乱をきたすことがあります。

「設備管理の匠」の導入によって、こうした情報をうまく整理できます。

具体的には以下のようなやり方が考えられます。

ポイント1「様々な情報を統合して把握」

実はここが設備管理の匠利用の一番のメリットと言ってもよいかもしれません。
機器の情報が整理されていても、実は色々なところに分散していることが良くあります。例えば、

  • 基本仕様はWordファイルで入力したものをプリントアウト。
  • メンテナンス記録はExcelファイルで日付別のフォルダに整理。
  • 業者からの見積もり、報告書は提出されたPDFファイルを業者別にフォルダに整理。
  • 保全予定はExcelで期初に作ったものをプリントアウトして貼り出す。
  • 図面や完成図書は保管棚に整理。
  • デジカメで撮影した写真は日付別にフォルダを作って保管。
  • 棚卸の為、全体の部品リストをExcelで整理しているが、機器毎の部品リストは作られていない。

設備管理の匠では基本仕様、メンテナンス記録、部品、見積もりや報告書、図面などの紙ファイル、撮影した写真などを機器台帳に登録できます。
機器台帳を開けばそれらを同じ画面の中で確認できるのです。
また、当日、今週、今月の保全予定を随時調べるのも簡単です。
情報が統合されて取り出すスピードが速くなれば、必然的に作業段取りが短くなります。

ポイント2「関連ファイル機能の活用」

情報を統合する機能の中でもよく利用されるのが、「関連ファイル」という機能です。
その名の通りファイルを機器台帳などに関連付けます。
写真や画像、ExcelやWord、PDFファイル、場合によってはCADファイルなどを結び付けているケースもあります。
登録したファイルは、パソコンにインストールされているソフトを使って開くことができます。
(ファイルを開くためのソフトがなければファイルを開くことはできません)

なぜよく利用されているのでしょうか?
データを細かく入力するのが面倒なことがあります。
そんな時、以前作ったWordの機器台帳や、業者からもらったPDFの作業報告書などをそのまま設備管理の匠に登録すれば、機器情報や作業情報の入力作業を大幅に省力化できます。

つまり、これまでに作成したファイルをそのまま放り込むだけで機器台帳別にデータを整理できるのです。
手軽ではありますが、情報がどこにあるのか探す手間を省くのに大きく貢献できます。

ポイント3「統一ルールの適用」

他の担当者が作った、情報がどこにあるのかわからない、ということはないですか?
自分では情報を整理しているつもりでも、他人がその情報を探そうとすると難しいものです。

設備管理の匠のようなソフトを導入すれば、情報整理の方法がソフトの内容である程度決まります。
同じソフトで同じように入力したデータを共有するので、他の人も情報を探すのがスムーズになります。
つまり、ソフトがデータ管理の統一ルールになるのです。
このように、統一ルールを確立するために設備管理の匠を導入するお客様もかなりいらっしゃいます。

ポイント4「作業時にタブレットで情報確認」

作業している最中に、ちょっと現場で情報を確認したいことはありませんか?
いちいち、図面を現場に持ち込んだり、過去の修理履歴を確認するために事務所に戻ったりするのは大きな時間のロスです。
かと言って、パソコンを作業現場に持ち込むのは現実的ではありません。

設備管理の匠には、機器台帳の関連ファイルや保全履歴をタブレットPCに転送する機能(オプション)があります。
この機能を利用すれば、事務所に戻って情報を確認する手間を減らして、作業時間の短縮に役に立ちます。

ポイント5「報告書の出力」

社内規定上、故障が発生したとき、作業をしたときに報告書の提出を義務化しているお客様も少なくありません。
報告書は自分のパソコンで作成し、印刷して捺印後ファイルに綴じこんだら完了・・・
これでデータを整理した気になることがありませんか?
しかしこれでは、後でデータを探すときに時間がかかる原因となります。
かと言って、報告書データをExcelの一覧表に転記したら余計な時間がかかります。

設備管理の匠では入力したメンテナンス履歴のデータを、任意のExcelフォームに出力するオプションがあります。
この機能を使えば、入力した故障や作業のデータをお客様の様式の故障報告書、作業報告書にも展開できます。
データを探しやすいように整理した上で、二重入力も避けられるので、時間短縮に効果的です。

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