メールマガジンバックナンバー
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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2009年10月号
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はじめに・・・
先月も書きましたが、この10月からエコニティは創業10年目となります。
紆余曲折ありましたが、お客様からのご支援により、
ようやく「設備管理の匠」がご認知いただけるようになってきました。
今後も、リーズナブルな価格で設備管理分野の情報サービスラインナップを
充実させて行く予定です。
何か、「こんなことを実現してほしい」などのご意見がありましたら、
ぜひご連絡ください。
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◎ 目次
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1.設備情報管理のポイント(第23回)
2.「設備管理の匠」のQ&A~その21~
3.「北海道のうまいもん」(第23回)~しろくまタイムズスクエア~
4.エコニティからのお知らせ
・展示会のお知らせ
・点検管理システムについて
・デモンストレーションの対応について
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1.設備情報管理のポイント(第23回)
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前回は、リスクを保有する場合のオプションの一つである「自家保険」につい
てご説明しました。
保有せざるを得ないリスクを「時間を使って分散」させる仕組みをつくること
で、具体的には自社でお金を積み立てる、などの対処となります。
さらに、リスク対策のまとめとして
・リスクの対策はその内容に応じて異なる。
・リスクの対策は変化していく。
をということを、確認しました。
リスクマネジメントは1度きりのものではなく、継続的にサイクルを回していく
ものです。
今回は、これまでご説明していなかった、最後の段階、
4)(事後)対策を行う
についてご説明します。
これまでのお話は、主に事前(予防)の対策をどうするか、ということに力点
が置かれてきました。
(予防の話だけではありませんでしたが)
ただ、お話してきましたとおり、リスクが「ゼロ」になることは論理的にも
あり得ないことです。
したがって、どんなに万全の予防対策をしたとしても、リスクが顕在化する
恐れは常に付きまといます。ですから、
「もし、問題が発生したら(=リスクが顕在化したら)どうするか?」
を検討し、的確に問題解決(または問題の収束)を図っていくことは、
リスクマネジメントにおいて必須事項です。
では、実際にどのように考えればよいのでしょうか?
その前に、少し整理しておくべきことがあります。
実は、今ご説明している、設備情報管理の分野で「リスク」という用語には
二つの考え方が含まれています。
以前、リスクのリストアップについてご説明した際に、次のようなお話を
させていただきました。
「設備トラブルに起因する損害をできるだけリストアップする」
ここに、二つの内容が含まれています。
それは「設備トラブル」と「損害」ということです。
一般的なリスクマネジメントの用語で言えば、
「設備トラブル」=リスク源
「損害」=リスク(狭義の)
とということになります。
ここまで「リスクの発生確率」とお話しする場合には、シンプルにするために
特に両者を分けずに進めてきました。
ただ実際には、設備トラブルが起これば必ず損害が発生する、というわけでも
ありません。
設備トラブルが発生しても、想定した損害には至らないこともあります。
事後対策を考える場合には、特にこの二つを分けて考えた方が適切です。
(もちろん、事前対策でもこの2段階それぞれに考えると有効なケースは多々あ
ります)
なぜでしょうか?
それは一旦、「損害」が発生してしまったら多くの関係者を巻き込んでしまう
可能性があるからです。
この稿では、主に「設備管理担当者」様を意識したリスクマネジメントについ
てご説明しています。
ところが、いったん損害が発生してしまうと、その内容によっては設備管理担
当者を超えてしまうことがあります。
というのも、損害は工場や施設全体、会社全体はもちろんですが、その損害に
関わる関係者全体(ステークホルダー)を考慮しなければならないからです。
何年か前に雪印乳業で食中毒事故が起こりました。
これは、生産設備の停電に起因する黄色ブドウ球菌の増殖に原因があるといわ
れています。
この問題は事後の対処のまずさによって、結果として雪印グループが分割され
るという事態になっています。
事前に取り組むべき対策はともかく、このリスクに対しての事後対策は、
生産設備を管理していた担当者が対応できる範囲の問題ではありません。
会社全体はおろか、関連グループ、流通業者、そして一般消費者まで広範囲に
影響が及んでいるからです。
こうなると、会社全体、ないし経営レベルで対処すべき問題です。
仮に工場の担当者が「こうすべき」と考えていたとしても、事後対策の段階で
はほとんど関われる部分がありません。
このように、「損害」の内容によっては事後対策は、
・「損害」に関わる関係者全体(ステークホルダー)がどの範囲なのか考える
必要がある。
・その内容によっては、より高いマネジメントレベルで対処する必要がある。
ということを踏まえておく必要がある、ということになります。
前提が長くなってしまったのですが、字数が尽きてしまったので、
今回はここまでとさせていただきます。
こうした前提で、「事後対策」をどのように進めていくかを、
次回具体的に考えていきます。
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2.「設備管理の匠」のQ&A~その21~
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このコーナーでは「設備管理の匠」によく寄せられるご質問や、上手な使い方
について解説します。
※今回は「点検管理の匠」についてのご質問にお答えいたします。
【Q1】
「点検管理の匠」を利用する場合に、「設備管理の匠」がなくてもよいのですか?
【A1】
「点検管理の匠」の利用には「設備管理の匠」の利用が前提となります。
「点検管理の匠」では機器毎に点検の「管理項目」を設定できますが、
ここで言う「機器」とは「設備管理の匠」の機器台帳で作ることが前提になっ
ています。
従って、今のところ「設備管理の匠」の導入と一緒に、
もしくは「設備管理の匠」導入後にご検討願えればと思います。
【Q2】
「点検管理の匠」を利用する場合にはPDAを使うことが必須なのですか?
【A2】
PDAは必ずしも必要はありません。
現在標準システムでは、Excelでフォームを出力し、そのフォームに入力すれば
点検データを取込むことができるようになっています。
その他、必要に応じてお客様に合わせた外部ファイルの取込などにも
カスタマイズで対応可能です。
(将来、取り込み用の標準ファイルフォーマットを準備することを検討しています)
また、キーエンス社のハンディターミナルを利用するオプションにも対処可能です。
~~何か取り上げて欲しい質問がありましたらメールでご連絡下さい~~
「設備管理の匠」についてはこちらをご覧下さい。
http://www.econity.co.jp/takumi.html
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3.「北海道のうまいもん」(第23回)
~しろくまタイムズスクエア~
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今月はしろくまタイムズスクエアを紹介します。
「札幌タイムズスクエア」はご存知の方も多い北海道を代表するお菓子の一つ
ですが「しろくまタイムズスクエア」は今年9月4日に発売になった
札幌タイムズスクエアの仲間です。
まず目を引くのが「白くま」と「水色くま」の箱がとてもかわいらしいところ!
そして箱をあけると中のビニールパッケージにもくまの顔と肉球がプリントさ
れていてそれぞれ「白くま」は右手「水色くま」は左手をあげているという凝
り具合でぬかりがないところです。
ホッキョクグマをイメージしたというスポンジの生地には、ピュアホワイトと
呼ばれる色素の薄い特別な白い卵を使用しているそうで白くてふわふわです。
スポンジの中は「ミルククリーム」と「ミルククリーム&あずき」2種類の
味がありミルククリーム、餡共、程よい甘さでスポンジとの相性もバッチリです。
もちろん北海道産の牛乳と小豆を使用して作られています。
ところで、なぜ白くまなのか?と調べてみると・・・
昨年12月に札幌市の円山動物園でホッキョクグマの双子の赤ちゃんが誕生し、
今年9月に名前が決まった事を記念したタイムズスクエアと円山動物園の
コラボ商品で「白くま」と「水色くま」があるのもホッキョクグマの双子から
きているようです。
ホッキョクグマは絶滅危惧種に指定されており「しろくまタイムズスクエア」の
売上の一部は円山動物園に寄付されるそうです。
従来の札幌タイムズスクエアファンの方も納得できる美味しさで、それと同時に
動物園への協力もできる「しろくまタイムズスクエア」はいかがでしょうか。
しろくまタイムズスクエア 各1個 150円
北海道内「菓か舎」店舗、新千歳空港で取り扱われているようです。
<<株式会社三八 菓か舎>>
TEL:011-271-1138
ホームページ:http://www.tanukiya.jp/38/index.html
(販売をしている株式会社たぬきやのホームページです)
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4.エコニティからのお知らせ
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■展示会のお知らせ
11月18日~20日、東京ビックサイトで行う「メンテナンステクノショー」
への出展します。
[会場]
東京ビッグサイト 東6ホール
[会期]
2009年11月18日(水)~11月20日(金) 10:00~17:00
[ホームページ]
http://www.jma.or.jp/mt/ja/
(ホームページからの事前登録により、無料で入場可能です)
https://www3.jma.or.jp/next/2009/jizen/pre_mono09_jp.php
(当社でも招待状を取り扱っています)
[ブース番号]
430-M
[出展内容]
・設備管理の匠
・点検管理の匠
会場での、デモ・ご相談・試用版を含む資料の配布を行います。
■点検管理システム(点検管理の匠)について
簡単なご紹介は、ホームページ上に掲載されています。
http://www.econity.co.jp/tenken.html
ご興味ある方は、ぜひご覧下さい。
今のところ、試用版がないため、動作を見たい場合には、お伺いして
デモンストレーション対応いたします。
(展示会に向けて、試用版を準備中です)
詳しい資料やデモンストレーションご希望の方は、
takumi@econity.co.jp
まで、「デモ希望」「点検システム資料希望」となどを記載の上メールを
お送りください。
■デモンストレーションの対応について
エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に
随時対応しています。
ご希望の方はご連絡下さい。
<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
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■□エコニティについて■□
(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!
URL:http://www.econity.co.jp
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
編集責任者:吉村
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