? メールマガジン2010年02月号|エコニティは低価格の設備管理システム、設備点検システムを提供し、工場や施設の設備管理業務を支援します。

メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2010年2月号
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はじめに・・・

2月はとても寒かったり、暖かかったり不安定な天気でした。
北海道でも大雪が降ったかと思えば、2月らしからぬ陽気で雪が溶けたり・・。
ここ数年、本当にだんだん気候が変わっているのでは、と思うようなことがあ
って、少し不安です。
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第27回)
2.「北海道のうまいもん」(第27回)~じゃが豚~
3.IT(情報技術)のキーワード~月替わり企画~
4.エコニティからのお知らせ
  ・試用版について
  ・デモンストレーションの対応について


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  2.設備情報管理のポイント(第27回)
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前回は、新たな内容について、ご説明しはじめました。
どのように設備のデータを収集し、体系的に組み上げていけばよいか、
その中で「設備管理システム」をどのように位置づければよいのか、これが
大きなテーマです。
その中でまず手始めに、
「設備情報管理」とは「情報を「利用できる」状態にするためのやり方」
であるということをお話しいたしました。

この「やり方」は一つだけではなく、たくさんの選択肢が考えられます。
ある機械で交換する部品の型番を探し出す、という「利用」を考えても

・メーカーに問い合わせる
・部品表を紙で持っていて、そこから選び出す
・部品表をExcel上に持っていて、そこから選び出す
・部品表を設備管理システム上に持っていて、そこから選び出す

このように、いくつものやり方があります。
と、ここまでお話しいたしました。

では、複数のやり方の中でどれを選択すべきなのでしょうか?
これが、設備情報管理の一つの大きなテーマになります。

まず上の例で言えば、実際に情報を利用するとき、つまり部品を探し出す
作業の効率性に大きな差があります。

メーカーに問い合わせた場合、もちろんすぐにレスポンスが返ってくることも
あります。
しかし、担当者がつかまらないければ返答に時間がかかります。
その時間をコントロールすることは大変困難です。
このように、必要な情報を入手する時間をコントロールできないようであれば、
情報管理をしている、とすら言い難いことになります。

部品表を紙で持っている場合にはどうでしょうか?
該当する部品表を探し出せれば問題は解決しますので、時間をコントロール
することはある程度可能です。
しかし、肝心の部品表をすぐに探し出せるかどうかがカギになります。
部品表を探すのに手間取るのは非常にありがちな話です。

一方、Excelや設備管理システムなど、コンピュータ上で部品表を管理する場合
には、検索は格段に容易になります。
特に設備管理システムの場合、周辺情報も統合的に管理していることが多いの
で、併せて関連する情報を入手することも手軽に実現できます。

考えてみれば極めて当たり前の話なのですが、やり方によって入手できる情報の
スピードが全く変わってきますので、効率性に大きな差が出てくるのです。

では、コンピュータで管理するほうがよい、という結論にすぐなるのか?
と言えばそうではありません。
情報管理には「利用」の側面だけでなく、
「利用できる状態にする」
つまり、情報を組織化するという側面があります。
利用するためには情報を作っていかなければならないのです。

設備管理システムやExcelなどで部品表を管理しようとすれば、
まずコンピュータにデータを入力していかなければなりません。
この入力作業は、点数が多ければそれなりの労力がかかります。

一方、紙で部品表を管理する場合、もしかすると設備の納入時に、
メーカーから部品表を紙でもらえるかもしれません。
そうすれば、その紙を管理しておけば事足ります。

メーカーにその都度問い合わせる場合には、その紙を管理しておく手間すら
ありません。

一般的に利用の効率性を高めていくということは、情報の組織化を
高度にすることです。
つまり、情報管理にかかる作業量が増大していく可能性があるということです。


それだけではありません。
情報の組織化を高度にすることは、一般的にはやり方が複雑になることを
意味します。
複雑になると、当然情報管理するためのスキルが求められ、場合によっては
学習しなければならなないのです。

端的にいえば
「情報整理のやり方を覚えなければならない」
「Excelの勉強をしなければならない」
「ソフトの使い方を勉強しなければならない」
ということです。
特にコンピュータの場合、コンピュータを利用するベースの部分で
(例えばWindowsの操作というところで)、一定以上のスキルが要求されてし
まいます。


さらにもう一つ。
情報管理を利用するための「器」にかかる、コストの問題があります。
特にコンピュータで管理する場合には、コンピュータのハードソフトにお金を
かけなくてはなりません。
Excelを含む表計算ソフトは、いま多くの場合すでに「持っている」
ことが多いのでほとんど無視できますが、設備管理システムの導入には多額の
コストがかかることも少なくありません。


・複数のやり方の中でどれを選択すべきなのか?

この問題を考える場合、今挙げたようないくつかの要素をすべて検討事項に
組み込まなければならないのです。整理すると、

・情報利用の効率性
・情報管理の作業量
・利用や作業のためのスキル
・情報管理の環境を整えるためのコスト

このような要因を考慮して、設備情報管理の方法を決める必要があるのです。

では今回はここまでとさせていただき、続きは次回にいたします。


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  2.「北海道のうまいもん」(第27回)
                    ~じゃが豚~
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今回は佃善の「じゃが豚」を紹介します。
私がじゃが豚を知ったのはごく最近なのですが、
実は10年以上前から存在していた事がわかりました。

じゃが豚は豚肉のミンチとキャベツ等の野菜を混ぜ合わせた具を、
じゃがいもが入ったもちもちの皮で包んだものです。
例えるならば、まんまるの水餃子という感じでしょうか・・・

調理方法はとても簡単で、冷凍のまま沸騰したお湯で数分ゆでるだけなんです。
そのままポン酢をつけてさっぱりと食べてもよし、
付属のスープでスープの具としてもよし(私はやっぱりコレ!)、
蒸して小龍包のように食べるのもよし。
色々な発想で食べ方を工夫できるところも魅力です。

そういえばお店の方は「鍋や味噌汁に入れてもおいしいよ」と言っていました!

皮はもちもちしていて、お餅のように伸びます。
中は具から肉や野菜の旨味がジュワっと出てきてヤケドしそうになりながらも、
とても美味しく食べる事が出来ました。

材料は北海道のジャガイモ、北海道の豚肉、北海道の野菜を使用するという
こだわりようです。
全国の北海道物産展でも大人気で、試食するとついつい買ってしまうという方が
多いんだと思います。
そんな私も試食してからハマってしまった一人です。

北海道の味がつまった「じゃが豚」を是非一度お試し下さい。
冷凍で1年も持つので小出しに使って色々な食べ方に
チャレンジしてはいかがでしょうか?

「じゃが豚」 1箱(12個入) 995円

通販もあるのでチェックしてみて下さい。

<<佃善「じゃが豚」>>
http://www.jagabuta.com/index.html


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  3.IT(情報技術)のキーワード
                    ~月替わり企画~
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私たちは、もともとソフトウェアの会社です。
ということで、日常的にコンピュータ業界の用語に接する機会は多いのですが、

「これなんだっけ?」

と思うようなキーワードにしょっちゅうぶつかります。
変化が激しい業界なので油断するとどんどん、
言葉が増えていってしまうんですよね。
お客様と話をしていても、時々よくわからなくて、
冷や汗をかくこともあります。。。

ですから、この企画ではITに関する新旧様々なキーワードを皆様と一緒に
勉強したいと思っています。
設備管理のご担当者様であっても、コンピュータは
最近必要不可欠になっていると思いますので、ぜひお付き合いください。

まず、今回取り上げたいのは
「企業情報システムに関わるアルファベット3文字の用語」
です。

なぜだかよくわからないのですが、企業で使われる情報システム関連の用語を
アルファベット3文字に略して表現することが多いですね。
簡潔で、かっこいい、ということなんでしょうけれど、これだけ氾濫していると
何が何だか分からなくなる時があります。
代表的なものを、いくつか調べていきましょう。

・MIS(Management Information System)
これは、完全に「死語」と言ってもよいですね。いま、使われることはないです。
コンピュータのまだ黎明期に近い1970年代、
経営者が意思決定のために利用するシステム、というイメージでしたが、
あまり広まりませんでした。
「3文字略語」の「はしり」みたいなものです。

・CAM (Computer Aided Manufacturing)
これは、製造業の方はご存知だと思います。
製造ラインの制御にコンピュータを利用することで、ラインの自動化などを
示していることが多いです。
これはかなり浸透している用語だと思います。

・MRP(material requirements planning)
「資材所要量計画」、などの名前で知られています。
生産計画に基づいて、資材の所要量を決定し生産の効率化を推進していく
というやり方で、このプロセスを管理するためにコンピュータが活用されます。
特に欧米でこの考え方が広まり、
一部では次に挙げるERPに発展したものもあるようです。

・ERP(Enterprise Resource Planning)
ご利用されている会社も多いのではないでしょうか。
もともと、企業内の様々な資源を有効利用するための計画手法という
意味合いのようですが、現在はそれを実現するためのパッケージソフトの
ニュアンスで使われることが多いですね。
ただ、ERPと名がついていてもパッケージによって実態は千差万別のようです。

・JIT(just-in-time)
日本発の考え方で、いわゆる「カンバン方式」です。
コンピュータとは必ずしも関係ない面がありますが、最近では生産管理システム
にJITを利用したコンピュータソフトもあるようです。

・EAM(enterprise asset management)
設備や資産のライフサイクルに関わる様々な業務を管理、改善するための
考え方です。
EAMを実現するためのパッケージソフトの一種が設備管理システム、
ということができます。
(つまり、「設備管理の匠」も広くとらえればEAMソフトの一種ということに
なります)

・SCM(Supply Chain Management)
業務改革の代表のように言われる用語ですね。
受発注から資材の調達、生産、在庫、製品の配送といった、
製品に関わるプロセスの川上から川下までをコンピュータを使って総合的に
管理する考え方です。
コストを下げるために大きな効果がある、と言われていますが、
なかなか実現にはパワーがいるようです。

・SFA(Sales Force Automation)
ここら辺になると、あまり聞き慣れなくなってくると思います。
SFAは要するに、営業活動をコンピュータで支援しようという考え方です。
営業活動や進行中の取引先の情報などを上司・部下の間で共有・管理することで、
営業活動が標準化できると言われています。

・TCO(Total Cost of Ownership)
これは、完全にシステム担当者の用語だと思います。
コンピュータは導入時のコストに目が行きがちですが、保守・アップグレード
など、コンピュータ資産にかかる全費用を考慮して、
適切な管理をしていこうという考え方です。

ランダムにいくつか挙げてみましたが、いかがでしょうか?
その他にも数限りなくこの手の用語があります。
似たようなものもあって本当に覚えるには一苦労ですね。。。
では、また次回。


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  4.エコニティからのお知らせ
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■試用版について

「設備管理の匠」「点検管理の匠」両方の試用版ができました。
まだお持ちでなくてご希望の方は、

takumi@econity.co.jp

まで、ご連絡ください。。


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し
ています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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