? メールマガジン2010年05月号|エコニティは低価格の設備管理システム、設備点検システムを提供し、工場や施設の設備管理業務を支援します。

メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2010年5月号
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はじめに・・・

4、のお知らせでもご案内いたしますが、エコニティは7月1日付で移転いた
します。
電話番号、メールアドレスなどは従来と変更ありませんのでお問い合わせなど
は今まで通りご連絡ください。
今月も少し遅れてしまい恐縮ですが、よろしくお願いします。
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第30回)
2.「北海道のうまいもん」(第30回)~オランダせんべい~
3.「設備管理の匠」のQ&A~月替わり企画~
4.エコニティからのお知らせ
  ・移転について
  ・試用版について
  ・デモンストレーションの対応について


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  1.設備情報管理のポイント(第30回)
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前回は、設備情報管理の方法(特にコンピュータを使った方法)を選択する
基準として、コストと規模というアプローチをご説明しました。

小規模の施設は、過大な設備投資は最低限に抑え、コンピュータにこだわらず、
既存人員ができる範囲内で設備情報管理の仕組みを作る。
中規模の施設では、コンピュータを使った情報管理の仕組みの構築が有効にな
ってくるので、情報管理を行う上でコンピュータを利用を視野に置いた体制づ
くりを進める。
大規模の施設では、コンピュータ管理が必須で、
そこに投資を進めることで多大なメリットが得られる可能性がある。

コストと規模のアプローチから、以上のようなことが想定できる、
ということをご説明してきました。

つまり、設備情報管理をどのように進めるのかは、
その時々の環境・要素によって大きく変わってくるのです。
対象施設の業種によっても大きく異なるでしょう。
担当者のベーススキルによっても管理方法の選択は変わってくると思います。

今回からは、これまでの話を前提として、設備情報管理を進める手順について
考えていこうと思います。
特に、コンピュータを利用した情報管理、ないし設備情報管理そのものについて、
迷っているような中規模、小規模の施設を想定して、お話を進めたいと思います。
(大規模施設では、どうしても情報管理が必須になってしまうので、
すでに社内で独自の設備情報管理の業務フローを構築されている、
という前提でいます)

さて、今回のテーマの1番最初(2010年1月号)に、設備情報管理とは何か? 
ということをお話ししましたが、頭の片隅に残っていますでしょうか?
その時に、

・設備に関する様々な情報を、「利用できる」状態にするためのやり方

と定義しました。

この定義にしたがえば、様々なデータを漫然と集めておくだけでは情報管理と
は言い難い、
ということになります。
少なくとも「利用できる」状態にしておかなければなりません。
(もちろん、雑多な状態でもデータを集めておけばそれで十分利用可能である、
という強者もいらっしゃると思いますが、なかなか普通の人が利用するには
ハードルが高い状態です。)

では、具体的にどうすればよいのでしょうか?

色々な手順があると思いますが、ベーシックと思われる手順についてご説明した
いと思います。
以下のようなフローです。

1)目的を決める。

2)仮説を立てる。

3)範囲を決める。

4)データを標準化する。

5)収集の手続きを決める。

6)利用の手続きを決める。

7)運用する。

8)レビューを行う。

これらの手順は、それぞれに内容が重なっている部分もありますが、
それぞれ個別にご説明していきたいと思います。


1)目的を決める
実は本稿(設備情報管理のポイント)の最初、「運用からの逆算」でも

・何のために行うのか?

ということをご説明しています。
(メールマガジンの第2回参照)
その内容と基本的には同じです。

「設備の情報管理を推し進めることによって、○○を実現したい」

まずは、このように考えることから始まります。しかし、

「目的はどのように立てるの?」

という疑問もあるかもしれません。

本質的に、私どもは設備情報管理は「リスクマネジメント」の一種だと考えて
います。
ただ、ここで言う目的は、もっと具体的な内容です。。
これは、普段皆様が感じておられるような問題点の解決、と置き換えてもよい
と思います。
例えば、

・保全業務の段取りを減らす
・計画保全を実現するために、故障の傾向をとらえる
・保全コストを把握して、計画を改善する
・保全部品の欠品や余分在庫をできるだけ減らす

その他にも色々な内容があると思います。
いずれにせよ、何か特別なことを思い描く必要はありません。
目的自体に正解はありません。
問題と感じているところを洗い出しその解決にとりくんでいくことで、
その目的の立て方がよかったのかどうかという判断、そして次の目的が見えて
きます。

ただ、特に中小規模の施設であれば、色々な目的を一度にこなしていこうとす
ると、非常に負担が大きくなります。
ですから、当面はポイントを絞って考えることが重要だと思います。

ここから、次の「仮説を立てる」というステップにつなげます。

字数がつきましたので、また次回ご説明したいと思います。


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  2.「北海道のうまいもん」(第30回)
                    ~オランダせんべい~
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今回はオランダせんべいを紹介します。

オランダせんべいは根室にある端谷菓子店で製造販売されているお菓子です。

古くからある有名なお菓子の様ですが根室市内で売られている以外では
北海道内でも、あまり売られていません。
今でこそ札幌で数箇所取り扱いがあったりネット通販での取り扱いが見られま
すが、なかなか手にとって見る機会が少なく、知っている人は未だあまり多く
ないようです。
この度、札幌のデパ地下にて偶然にも見つけ、
早速手に入れて来ましたのでご紹介したいと思います。

まず店頭にはビニール袋に入って中身が見える状態で素朴に並べられていました。

直径約16センチ、厚み約1センチのせんべいが4枚入りで250円!(即買
いです)

手にとってみるとデコボコ模様があり少し硬めのワッフルのような感じではあ
りますがせんべいというにはほど遠く、オランダを感じるわけでもなく・・・。

とりあえず食べてみると・・・しっとりモチモチとしてなかなか噛み切れない
のがこのせんべいの大きな特徴だと思います。
原材料は小麦粉・砂糖・塩・膨張剤(重曹)のシンプルな材料ですが、
噛むごとに口の中に甘さが広がるため、食べ始めるとなかなかやめられないの
です。

「オランダ」でも「せんべい」でもない様に思えた不思議なネーミングについて
調べてみました。
長崎に持ち込まれたオランダ菓子のワッフル(オランダ焼き)が長崎から北上し
「オランダせんべい」と形を変えて根室に伝わった様で、当初はパリパリとした
食感のせんべいだったようです。
その後、お客様の要望で進化し今のような食感になったとありました。

端谷菓子店(はしやかしてん)のホームページではネット通販もありますので
興味のある方はチェックしてみて下さい。
(ちなみに、山形県の庄内地方にある酒田米菓でも「オランダせんべい」
という商品を出していますが、こちらとは全く異なっています)


<<端谷菓子店(はしやかしてん)>>
http://olandasenbei.com/


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  3.IT(情報技術)のキーワード
                    ~月替わり企画~
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最近、twitter(ツイッター)、浸透してきていますよね。
メディアでもしょっちゅう取り上げられています。
ただ、私自身はtwitter(ツイッター)、見ることはあっても自分ではやってい
ません。。。

それだけに、以前から

「いったい、twitterとブログ、ホームページってどんな違いがあるんだろう」

ということが個人的に気になっていました。

そこで今回はこの場を借りて、twitterとブログ、そしてホームページの違いに
ついて、少しお話したいと思います。


【そもそもの性質】
まず、twitterがホームページやブログとそもそも違うのは、「固有名詞」とい
うことです。
twitterは「Twitter, Inc」という会社がやっているサービスの名前なのです。

一方、ホームページやブログは「一般名詞」です。
「ブログ」という会社はなく(あるかもしれませんが)、色々な会社で「ブログ」
サービスを提供しています。
ホームページはそれ以前に提供されるサービスですらなく、そもそも出したい
人が「作る」ものです。

【内容の制約】
twitterは「つぶやき」という言葉にも表わされているように、短い言葉を発信
するメディアです。
140文字という制限があります。
また、基本的には文字を書き込むだけのサービスです。

一方、ブログについては発信する文字数に制限はないものの、
サービスを提供している会社によって、デザイン、機能などに制約があります。
ただ、そのサービスの枠内で自分の独自性を出すこともできます。

ホームページは、作りこみさえすれば、デザインや機能に制約がありません。

ブログやホームページは「自分のサイト」「自分のページ」ということもでき
ると思いますが、「自分のtwitter」という考え方はあまりないようです。


【作成や更新】
ホームページは何度か書いているように「作らなければならない」ものです。
なかなか、誰でも簡単に、というわけにはいきません。
(テンプレートを準備して、簡単にホームページを作れるようなサービスを提
供している会社もありますが、一般論として考えてください・・・)
また、更新もショップの商品情報などを除くと、一般的にはそんなに頻繁では
ありません。

一方、ブログはそれに比べると敷居は大変低くて、
インターネットを利用する人であれば簡単に作ることができて、更新も簡単、
というよりも基本的に更新を前提としています。
1日何回更新したか、なんてことを競っている人もいるくらいです。

twitterもブログと同様、というよりそれ以上に簡単に情報発信できます。
というより、ページを作るのではなく「書き込みの場」に文字情報を書き込む
ことに特化しています。
文字を書き込むだけなので、敷居は大変低いです。

【使い方】
「情報量」「時間」「双方向性」が大きく関わっているように思います。

まず、ホームページは情報量が最も多くページの制約も少ない代わりに、
時系列の情報を掲載したり、双方向で情報を交換したり、ということは不得手
です。
ですから、ある程度固定的な情報を「ドカン」とだすのに向いています。
それだけに、情報量が多い、企業や団体でよく活用されるのでは、と思います。

ブログは、ホームページほどではなくても情報量はそれなりに出すことはでき
ます。
また、時系列でデータを溜めることができる上に、
そのブログに対するコメントやトラックバックという形で双方向のつながりも
できます。
よく継続的な意見や感想の表明という形で使われて、場合によってはそこが議
論の場になることもあります。
企業でももちろんいろんな形で活用していますが、
さらに個人レベルでの情報発信のツールとして非常に脚光を浴びているように
思います。

twitterになると、今度は「情報量」はほぼ無視され、
「時間」「双方向性」というところに焦点が当たっています。
その場で起こったことを、手短に「つぶやき」、さらにそれを見た人がリアル
タイムで「つぶやき」返しています。
また、フォロワーという形で特定の人の「つぶやき」を追っていくこともでき
ます。
その一方で、内容はどんどん他の「つぶやき」に押し流されていって、
過去の「つぶやき」を探したり、見たり、ということはあまりないようです。
つまり、「その場」を共有したい、というニーズに答えていて、情報を蓄積する、
というイメージではあまり無いように感じます。(最近ではtwitterの内容を
ブログ化して、両方を融合させるようなサービスもあるようですが)利用する
人は、今のところ個人レベルが多いのではないでしょうか。(あまりここはよ
くわかりませんが)
企業でも、不特定多数のお客様との双方向のやり取りや、いろんな現場の状況
を伝えるなど、使える面もあるとは思いますが、手軽なだけに逆に使いこなす
のは大変そうな気がしました。


いかがでしょうか?
私も今回調べてみて、似たようなことをやっているように見えても、切り口を
少し変えることで、使い方も変わってくるのだなあ、と感じました。

それではまた次回。


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  4.エコニティからのお知らせ
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■移転について

7月1日より、以下の住所に移転します。
電話番号、メールアドレスなどは変わりませんので、お問い合わせなどは従来
通りお願いします。

〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町3-27-3 ガーデンパークビル4F

TEL:03-3865-1468
Mail:takumi@econity.co.jp


■試用版について

「設備管理の匠」「点検管理の匠」両方の試用版ができました。
まだお持ちでなくてご希望の方は、

takumi@econity.co.jp

まで、ご連絡ください。


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し
ています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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