? メールマガジン2010年07月号|エコニティは低価格の設備管理システム、設備点検システムを提供し、工場や施設の設備管理業務を支援します。

メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2010年7月号
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はじめに・・・

全国的に大変な暑さですね。
ただ、北海道はそれに比べると随分涼しい気候で、
朝晩や天気の悪い日には幾分肌寒いくらいです。いずれにしても、
皆様が体調を崩されないようにお祈りしています。
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第32回)
2.「北海道のうまいもん」(第31回)~いちごけずり~
3.「設備管理の匠」のQ&A~月替わり企画~
4.エコニティからのお知らせ
  ・移転について
  ・試用版について
  ・デモンストレーションの対応について


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  1.設備情報管理のポイント(第32回)
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前回は、設備情報管理を具体的に進めていく手順として、「仮説」についてご
説明しました。
日常業務でも仮説を立てて、それを検証することで問題解決に結び付ける場面
は多いと思います。
設備情報管理を進める場合でもそれは同じです。
しかし、仮説とは関係なく、「設備管理システム」を導入しさえすれば、
漠然と問題が解決できるように考えてしまうことが少なくありません。

一つの例として

・設備故障が頻発しているので、できるだけ故障を減らしたい。

をという問題について、
「原因は○○で、△△によって解決できるのではないか?」
というアプローチで色々な仮説を考えることができます。
このようなところまでご説明してきました。

前回触れました通り、最初の段階では幅広くブレーンストーミング的に仮説を
出した方がよいかもしれません。
最初から突き詰めて考えると、あまりよい発想が出ませんし、問題に対する
思い込みを避けるためですもあります。

一方、こうした仮説のプロセスを考えずに、

「きちんと情報管理をすれば、設備故障は解決に結びつくはずだ」

このように、結論(解決法)が先にありき、ということになってしまうケース
も意外に多いものです。つまり「思い込み」ということです。
思い込みが危険な理由の一つは、実はそれが本当の原因とは結びついていない
かもしれない、ということです。
ただそれ以上に、うまくいかなかったときに、何故うまくいかなかったのか
その検証しにくい、ということが問題です。

解決の方向があっていたとしても、論理的なプロセスができていないため、
何を検証すべきなのかが見えにくいと、その解決方向も捨ててしまうことに
なりかねません。

例えば、「設備管理システム」の活用が、実は問題解決に結びつく可能性が
あったとします。
しかし使い方の焦点が絞れていないためになかなか効果を上げることができず、
結局漠然と、「やっぱりうまくいかないね。」
で終わってしまうことがあります。

仮説をたてることは論理的なプロセスを構築することですので、
うまくいかない場合にも、どこに問題があったかをプロセスの中で
検証しやすくなります。

つまり、色々な側面から仮説を立てることで、

・視野を幅広くもつことで、本当の原因に近づくことができる
・後で検証しやすい、論理的なプロセスを作ることができる

このような効果が考えられるのです。

仮説の意味についてはご理解いただけたと思うのですが、実を言うと、
ここまで(目的を決める、仮説を立てる)はあまり「設備情報管理」そのもの
には関係ないのです。
単に、問題解決の一般的なアプローチ手法です。
「設備情報管理」の手順をご説明するのに、どうしてこんな回りくどいことを
して、仮説を立てることをお勧めするのでしょうか?

そもそも、「設備情報管理」自体は手段であって目的ではありません。
かなり漠然と、設備管理業務を効率的に行うためには、「設備情報管理」が
必要だ、という議論はあると思います。

しかし、特に中小規模の施設での設備管理担当の方にとって、漠然と
「設備情報管理」をおこなうことは、あまり意味がないからです。
意味がないというよりもむしろ害になると言ってよいと思います。

情報をしっかり管理した方がよい、というのは、ほとんどのご担当者様が
賛成されることでしょう。
しかし、現実的に情報を管理しようとすると、

「これもやったほうがよいな、あれもやったほうがよいな」

このように、あちこちに色々とやりたいことが出てきます。
当然です。
なぜなら、設備管理業務で情報管理が何らかの形で関わらないものはほとんど
ないからです。
では、すべてきちんとできるか、と言えばそうではありません。
色々やろうとすると、半ば専任で時間を取らなければならないほどのボリュー
ムになってしまう可能性があります。
これは、人数的に限りがある中小規模の施設での設備管理担当の方には時間的
にほぼ無理です。業務に支障をきたす話だと思います。

これまで何度もお話ししてきたことの繰り返しになりますが、
運用ができなければ意味がないのです。

これが、具体的に落とし込まれた「目的」と「仮説」があれば、
そこにターゲットを絞ることができるので、当然「設備情報管理」も必要な
部分を中心に進めることができるのです。

では、「目的」や「仮説」はどんな内容でもよいのでしょうか?
「設備情報管理」を意識した課題を設定する必要はないのでしょうか?

私は、本当に課題に感じていることであれば、「設備情報管理」を意識せず、
「目的」と「仮説」を立ててよいと思います。
先に書きました通り、「設備管理業務で情報管理が何らかの形で関わらない
ものはほとんどない」からです。
問題の解決を考えることは、必ずその一つの手段・道具として
「設備情報管理」を考えることに結び付くはずです。

次回は仮説の立て方について、もう少し具体的にご説明したいと思います。
(ちょっとくどいと思いますが、仮説はかなり重要だと思いますので
ご容赦ください)


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  2.「北海道のうまいもん」(第31回)
                    ~いちごけずり~
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今回は「いちごけずり」を紹介します。
北海道の短い夏に期間限定で登場するこの「いちごけずり」は
石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージで8月13日、14日に開催される
ロックフェス「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に12回連続出店の実績を持つ
「リトルジュースバー」の人気商品で、一度食べた人もまた食べたくなるとい
うデザートです!

そんな情報を聞きつけ、私が向かったのはロックフェス!
ではなくてJR札幌駅にある「パセオ」!
実はここに唯一「リトルジュースバー」があるこ事を知り、いちごの時期を
見計らって・・・今しかない!と行って参りました。

お店はジュースバーというだけあって「いちごけずり」だけではなく
野菜ソムリエが選定したという新鮮で安心な果物や野菜のジュースが
数多くありましたが、実際は私と同じように「いちごけずり」がお目当ての
お客さんがたくさんいました。

凍らせたいちごを薄くけずってカップに盛り付け、その上にフワッとした
練乳のムースがかかっている。。。
これが「いちごけずり」全貌です。
「カキ氷の氷部分がスライスされた凍った苺」
この方がイメージがつかみやすいでしょうか?
食べると、思わず「本当に苺だ~」と納得してしまい、
暑い日に甘い練乳ムースと酸っぱい苺を丁度良いぐらいに混ぜながら食べるの
が本当に美味しいです。

今年の夏(あと少し!)もう一度食べたいデザートです。

おわかりかと思いますが残念ながら期間限定販売ということ、通販の取り扱い
はありません・・・。
JR札幌駅へお立ち寄りの際、または8月に開催されます、
「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO 」
へ足を運ぶ機会がありましたらお試し下さい。

下記ホームページもチェックしてみて下さい。

<<リトルジュースバー>>
ホームページ:http://www.littlejuicebar.com/


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  3.「設備管理の匠」のQ&A
                    ~月替わり企画~
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Q.「設備管理の匠」を離れた拠点で利用したいのですが、
問題はありますでしょうか?

A.まず、「設備管理の匠」はデータベースにAccess形式のファイルを使って
いるため、ネットワーク上で利用する場合には、ネットワークの環境で大きく
左右されます。
経験上で言えば、少なくともVPN(インターネット経由のWAN)で
拠点間をつないでいる場合には、非常にパフォーマンスは落ちます。
ですから、一つのデータベースで離れた拠点間を結んで使うことはあまり
お勧めいたしません。
コストは高くなってしまいますが、今のところ次のような対応が考えられます。

1)各拠点間にデータベースをおく
各拠点間にデータベースを設置して運用する。
閲覧の時だけ、他の拠点からつないでみるようにする。
各拠点のデータベースを定期的に統合したい場合には、専用のプログラムを
カスタマイズで作成する。

2)より大きなデータベースを利用する
広域のネットワークでも耐えられるデータベースに載せ換えて利用する。
今のところ「設備管理の匠」はSQLサーバで動作するバージョンもご提供可能
です。SQLサーバを利用すれば、VPNを利用している環境でもそれなりの
スピードが期待できます。
価格等について詳しいことは、担当者までご相談ください。


Q.「点検管理の匠」だけを購入することはできますか?

A.これは前にも触れていますが、「点検管理の匠」は「設備管理の匠」での
利用が前提となります。
もちろん、使い方として「設備管理の匠」の入力を「点検管理の匠」で
必要な最低限度の部分にとどめることは可能です。
詳しくは、担当者までご相談ください。


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  4.エコニティからのお知らせ
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■移転のお知らせ

先月もご案内しましたが、7月1日より、以下の住所に移転いたしました。
電話番号、メールアドレスなどは変わりませんので、お問い合わせなどは従来
通りお願いします。

〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町3-27-3 ガーデンパークビル4F

TEL:03-3865-1468
Mail:takumi@econity.co.jp

地図はこちらです。

http://www.econity.co.jp/company.html

以前の事務所とほとんど場所は変わっていません。
もし機会がありましたら、ご訪問ください!


■試用版について

「設備管理の匠」「点検管理の匠」両方の試用版ができました。
まだお持ちでなくてご希望の方は、

takumi@econity.co.jp

まで、ご連絡ください。


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し
ています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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