メールマガジンバックナンバー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■ エコニティ メールマガジン □■ 2010年10月号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
はじめに・・・
文字通り、冬が駆け足で近付いていますね。
北海道は、紅葉が非常にきれいです。もう山はうっすらと雪化粧。あと1ヶ月
もすれば、平野部にも雪の季節が。。。
これから、寒い季節ですがご自愛ください。
===========================================
◎ 目次
===========================================
1.設備情報管理のポイント(第35回)
2.「北海道のうまいもん」(第34回)~しょうゆクリームぜんざい~
3.エコニティってどんな会社?②
4.エコニティからのお知らせ
・Windows7版について
・デモンストレーションの対応について
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.設備情報管理のポイント(第35回)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
前回は仮説の立て方について、問題の原因を解決するための方法、すなわち方
法仮説についてご説明しました。
方法仮説は原因に対して、
「So What?」=「だから、どうするの?」
ということを繰り返すことで構築してきます。
そして、実施できるレベルまで仮説を落とし込んでいきます。
こうしたプロセスを経ずに、一足飛びに「これが解決策だ」と考えることもも
ちろんできるのですが、仮説のポイントはむしろそのプロセスにあります。
万一、解決策が間違っていた時、プロセスを追って仮説を立てていれば、
どこが誤っていたかを検証し、軌道修正しやすいのです。
このような内容を前回ご説明してきました。
さて、設備情報管理を進める手順として仮説の話が随分長くなりましたが、
ここまで
1)目的を決める。
2)仮説を立てる
ということをご説明してきました。
さて、今回は
3)範囲を決める
についてご説明したいと思います。
「範囲っていったい何のこと?」
このようにお感じになる方もいるかもしれませんね。
しかしこれも大変重要なことです。
簡単に言えば、これは
「仮説の適用範囲」
のことです。
例えば、たいへん大雑把な話ですが、
「故障を減らすために故障データ取ることが重要だ」
という仮説を立てたとします。
では、1000台の機器があったとしたら、1000台の故障データを収集することが
適切なのでしょうか?
この時点で仮説はあくまでも「仮の説明」で、本当にそれで問題を解決できる
かどうかわかりません。
その状態で、1000台すべての故障データを収集することは非常にコストがかか
るかもしれません。
当初はもっとデータ収集範囲を絞ることによって、低コストで仮説を確かめら
れる可能性があります。
また、実際にデータ管理の運用を始めると、思わぬ運用上の障害が出てくるこ
とがあります。
きちんと管理方法について設計していたとしても、何かしら問題は起こるもの
です。データ管理の範囲が広ければ小さな問題でも大きな影響を及ぼすことが
あります。
ですから、どの範囲で運用を始めるかは、なかなか考えどころです。
この範囲は「データ量」だけの問題ではありません。
仮説を立てた時に、その仮説は全ての設備に有効なのでしょうか?
例えば設備の状態監視や測定をすることで、故障の前兆や劣化が把握できる種
類の機器とそうでないものがあります。
また、在庫切れによって、多大な影響が発生する部品もあれば、そうでないも
のもあります。
つまりある情報を管理にすることによって効果が出るかどうかは対象によって
違いがあります。
(考えてみれば当たり前ですね!)
言い換えると仮説はその対象範囲によって、効果の現れ方が違うということで
す。
立てた仮説が非常に優れていたとしても、その仮説を生かすも殺すも、適用範
囲の選択次第なのです!
そして、少なくとも当初は適用範囲を絞るべきだと思います。
小さな範囲でテストをして、結果をみて仮説を再構築する、というのがオーソ
ドックスで比較的失敗の少ない方法だと思います。
範囲の絞り方は主に二つあります、
・全体を代表するサンプルを取り上げる
(例えば、あるラインだけ、ある建屋だけなど)
・仮説が効果的に適用できるものを取り上げる
(例えば、ある種類の機械だけ、など)
もちろん、ずっと絞った範囲のままで情報管理を進める、ということではなく、
設備管理情報管理の手順、
1)目的を決める。
2)仮説を立てる
3)範囲を決める。
4)データを標準化する。
5)収集の手続きを決める。
6)利用の手続きを決める。
7)運用する。
8)レビューを行う。
この一連の流れをサイクルとして何回か回す中で、徐々に適用範囲を広げてい
くのが望ましいと思います。
ということで、今回はここまでとさせていただきます。
次回は「データを標準化する」ということをお話ししたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2.「北海道のうまいもん」(第33回)
~しょうゆクリームぜんざい~
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
今回は「しょうゆクリームぜんざい」を紹介します。
紹介するのはまだ先で大丈夫かな?と
思っていたら北海道は急に寒くなってしまい、先日ついに、雪が降りました。
こんな時期にアイスを紹介するのは少し気が引けますが、暑かった今年の夏を
思い出しながら・・・また来年の夏を想像しながら・・・
少しの間お付き合いいただけたらと思います。
札幌大通りに今年登場した高層ビル「北洋大通センター」
1階の「大通ビッセ」は5月6日にオープンし「あまとう札幌大通店」はその
中にあります。
小樽でしか食べる事が出来なかった「あまとう」の「クリームぜんざい」が
札幌でも食べられるという事もありさっそく行ってきました。
せっかくなので今まで食べたことのないものを注文しよう!
と決めて注文したのが「しょうゆクリームぜんざい」です。
アイス+しょうゆ???
スイーツ+しょうゆ???
食べる前までは不思議な食べ合わせのNEWバージョンかも・・・
と思って微妙な気持ちになってしまった事は否定できませんが、実際に食べて
みると・・・味はとても美味しかったです。
確かに、みたらし団子を考えるとこの組み合わせは「アリ」なのです。
ちなみに今回食べた「しょうゆクリームぜんざい」Sサイズは480円Mサイズ
は680円です。
他にも札幌限定の「テレビ塔クリームぜんざい」等、美味しそうなスイーツが
たくさんありました。
しかも同フロアには北海道を代表するスイーツ店がいくつか入っていて喫茶コ
ーナーも併設されているので、色々なスイーツが食べられるお楽しみスポット
と言えそうです。
下記ホームページもチェックしてみて下さい。
<<あまとう札幌大通店>>
http://otaru-amato.com/sapporoamato.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
3.エコニティってどんな会社?②
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
先月もお伝えしました通り、11月15日はエコニティの誕生日です。
ということで、今月もエコニティの紹介の続きをさせていただくことにします。
今回は、私達の辿ってきた歩みを簡単にご紹介したいと思います。
■創業期
最初のメンバーは、伊藤忠系のシステム会社にいた仲間同士3名でした。
実は創業にあまり明確なビジョンはなく、恥ずかしいお話ですが、仲間内で
「やってみよう」という勢いだけで始めた会社だったのです。
環境分野に強いスタッフがいたので、最初は差別化のため環境+ITということ
をターゲットにしていました。
ホームページ上で環境情報提供などを行っていたのですが、すぐに挫折します。
なぜなら、お金にならなかったからです。。。
そのため、いろんなソフトウェアの開発業務を請け負います。
■混沌期
当初のもくろみは脆くも外れてしまったため、いろんなソフトウェア開発の受
注をしつつ、ビジネスを模索していました。
科学技術ソフト、ホームページ、教育用ソフト、GISソフト、データ入力支援
ソフトなどなど、それこそ頂いた仕事はジャンルに寄らず対応しました。
ソフトウェア開発だけでなく、システムコンサルティング、データ入力の請負
や調査業務、果ては物品の販売支援、といったところまで。。。
その一方で、ビジネスを模索するため、NPOに参加したり、イベントに参加した
りと、人脈づくりと称してお金にならないこともたくさんやりました。
■曙光期
そんな中、北海道でやはり受託開発で「設備管理システム」をやらないか、
という仕事の依頼が舞い込んできました。
これが転機になります。
北海道に半常駐し、ついに拠点まで構えながら「設備管理システム」の開発と、
設備台帳データ入力の業務に約2年ほど携わることになりました。
仕事を進めるうちに、
「このジャンルはとても面白いんじゃないか?」
と感じるようになってきたのです。
そして、ついにノウハウをパッケージ化、サービスを提供し始めたのが
「設備管理の匠」でした。
■そして現在
私達は全く設備管理とは関係ないところからスタートし、紆余曲折の末、
「設備管理の匠」にたどりつきました。
一つの大きな出会いだったと思っています。
2005年に「設備管理の匠」を発売して以来、十分とは言えませんが
「設備管理システム」のサービスラインナップを増やしてきました。
ゆっくりと、ではありますが販売そして認知度も伸びてきて、会社もようやく
「設備管理システム」が中心になってきていると言えるようになりました。
そして、これからが本番だと思っています。
先月ご紹介した通り、まだ色々な仕事をやっていますが、目指しているのは
「中小規模の設備管理をバックアップするNO1ソフトウェア会社」です。
サービスを充実させて、いろんな側面から、ぜひ皆様のお役に立ちたいと強く
思っています!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
4.エコニティからのお知らせ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■Windows7対応版について
9月7日より、「設備管理の匠」のバージョンを全面的に変えて、今後、お送り
する試用版・製品版については全てWindows7にも対応した形にしています。
(今までは一部機能で不具合がありました)
これまでに、試用版を入手されているお客様でWindows7上で利用したい方は、
再度お送りすることも可能ですのでご連絡ください。
■デモンストレーションの対応について
エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションの依頼に随時対応し
ています。
ご希望の方はご連絡下さい。
<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
**********************************************************************
■□エコニティについて■□
(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!
URL:http://www.econity.co.jp
Mail:takumi@econity.co.jp
TEL:03-3865-1468
本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。
編集責任者:吉村
**********************************************************************