? メールマガジン2011年09月号|エコニティは低価格の設備管理システム、設備点検システムを提供し、工場や施設の設備管理業務を支援します。

メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2011年9月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第45回)
2.「北海道のうまいもん」(第43回)~ホタテチップス~
3.IT(情報技術)のキーワード
4.エコニティからのお知らせ
  ・デモンストレーションの対応について
5.編集後記

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  1.設備情報管理のポイント(第45回)
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前回は、データの標準化について整理しました。

データの標準化をなぜ行うのか、と言えば、、

「データを利用できる(比較できる)」

ためです。

比較をするためにはできるだけデータを整理して、バラツキをなくさなければ
なりません。この作業は恐らく多くの人が頭の中で行っていると思います。
それを体系化するために、「データの構造」を考え、さらにデータの「型」
(ルール)を決めていきます。

その「型」(ルール)を決めるために、「尺度として利用できる定義」という
考え方や、「MECE」(重複や漏れなく分類を定義する)という考え方をご紹介
しました。

とここまでご説明してきました。

さて、今回から2回にわたって、設備情報管理を進める方法の一つ、

5)(データ)収集の手続きを決める。

をご説明します。

データ収集と言えば、学術調査やマーケティングリサーチ、臨床試験のように
ある期間集中的にデータを確保するようなイメージがあるかもしれません。

設備情報管理でもそうした側面があることは否定はしませんが、考えるべきな
のはもっと日常的な問題です。というのも、多くの場合、必要なデータは普段
の設備管理業務に伴って発生するからです。

例えば、故障のデータを集めようと思ったら、故障が発生し対処した時にデー
タを残しておかなければなりません。
実は、意外にこれは厄介なことです。

ある期間集中的に調査してデータ収集をするのは、ボリュームが多いと確かに
大変です。ただ、逆に意識して作業に取り組むことができますし、作業に専従
できることもあるため、慣れてくるとデータ収集は比較的容易になってきます。

しかし、日常的業務の中ではどうしても、作業の「ついでに」データを集める
ということになります。
しかもデータは様々な人が集める(記録する)ことになることも少なくありま
せん。すると、次のような現象が出てきます。

・データの収集(記録)をすぐに忘れてしまう
・人によってデータのばらつきが出てします
・本業が忙しくなると収集しなくなってしまう

「やりたい!」
という意欲が高い場合を除いて、多くの場合、人は作業を増やすことを好みま
せん。
したがって本業の「ついで」にデータを収集することを意識的に、または無意
識に回避しようとする傾向が出てきます。

一言でいえば、日常的によく聞く言葉だと思いますが、

「めんどくさい」

ということです。

それでは、どうすればよいのでしょうか?
一番良いのは、もちろんデータ収集の有効性を理解した結果、データ収集につ
いて自発的に取り組むことでしょう。
つまり「やりたい!」とおもうことです。
これができればベストです。
しかし、色々な人が同じように意欲を持つためには時間がかかります。
そもそも、設備情報がある程度整備されないと、データ活用の有効性を自覚で
きにくい、というジレンマもあります。

そこで、この問題の解消のために効果的だと思われるのが「データ収集の手続
き化」です。

考えてみてください。
みなさんが生活を送るなかで
「めんどくさい」
と感じることはなんでしょうか?

例えば、役所に提出する書類の作成はかなり、面倒ですよね。
しかしそれを苦労して作成するのはなぜでしょう?
それは、書類の作成が「手続き」として決められているからです。

「似たような書類を何で書かなきゃならないのだろう」

と思っても、それが「手続き」として決められている以上、従わないわけには
いかないのです。

人間が行動に至る動機には通常二つの軸があります。

「ニーズ(Needs)」と「ウォンツ(Wants)」です。

「ウォンツ」は「○○したい」という欲求。
つまり好んでやる自発的な欲望ということになります。
一方「ニーズ」は「○○しなければならない」という必要性。
つまり好むと好まざるとにかかわらず、義務として自覚されていることです。

先ほどご紹介した、「やりたい!」と思っている状態が「ウォンツ」です。
役所での書類作成のように「手続き化」されている作業は、「ニーズ」が動機
になっている典型です。
「ウォンツ」を高めるのは時間がかかります。

ですから、日常的に情報収集を行うためには、(誤解を恐れずに言えば)役所
の書類作成のように、「手続き化」して業務の中に組み込み、「ニーズ」とし
ていくことが必要なのです。

しかし、役所での書類作成もそうですが、この「手続き化」の背景には、

「それをやらなければ、不利益をこうむってしまう」

という、一種の強制力が背景にあります。

設備管理業務の中でこの強制力を全面的に押し出すのは、業務遂行上得策とは
言えません。(反発が強くなる可能性があります。)

できれば、自然な形で「手続き化」が業務に溶け込むのが望ましいと思います。
どうすればよいのでしょうか?

次回、「手続き化」を進めるための方法について具体的にご説明したいと思い
ます。


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  2.「北海道のうまいもん」(第43回)~ホタテチップス~
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今回は「ホタテチップス」を紹介します。

ほたては北海道で獲られている身近な貝です。
刺身で食べたり焼いたり蒸したりして食べたりする他、サラダやスープ等、
色々な料理に使われる事も多く、干し貝柱は酒の肴としても人気です。

元々貝好きな私はどれも大好きで今回の「ホタテチップス」を見つけた時は
早速手に取り、ホタテをペタッと潰してせんべい状態にした様なシンプルなも
のなら嬉しいな~と思いながら購入しました。

薄くなるまで圧縮され、ちょっと透けたホタテが美味しそうでしたよ。
何といってもビックリするのはパリッとした食感、ノンフライだけあって軽い
感じですが干し貝柱のようにしっかりとした味があり、期待以上でした。

メールマガジンの創刊当初は頑固堂のかりんとうや、トバップスを楽々食べて
いた私も、このところ顎にはすっかり自信をなくしてしまい、干物系からは遠
ざかり「やわらかい物」の紹介が多くなったような気がします。。。
そんな私にとってはありがたい存在です。

パリッとしていてとても食べやすいため1袋はあっという間になくなってしま
うという事はお伝えしておかなければなりません。
もし「ホタテチップス」を食べる時には1枚1枚大事に食べてくださいね!

袋にはサラダにまぶしても良しとありましたのでそのまま食べる以外にちょっ
と変わった食べ方も試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに 1袋525円です。。。

WEB通販もあるようなのでチェックしてみてください。

<<株式会社しんや>>
http://www.shinya.ne.jp/item/a-203.html



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  3.IT(情報技術)のキーワード
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今回は、キーワード、ではないのですが、先端的なIT活用を進めているとても
面白い会社、「ECスタジオ」についてご紹介したいと思います。
(敬称は略します)
勉強のため見学もさせていただいたのですが、徹底したIT活用に大変驚きまし
た。

「ECスタジオ」はソフトウェアの販売や、ITを活用した経営指導を行っていま
す。
販売であれば、営業が重要!、と思いがちです。
ところが、「ECスタジオ」の名刺にはなんと電話番号がありません。
まず、販売の窓口はホームページに統一しています。
そして、サポートを含むお客様とのやりとりをどうやっているのか、と言えば
原則としてメールとチャットだけです。

ということで、お客様のところに訪問する営業マンがいないのです。

(さらに最近ではメールもやめようとしているようです。
自社で開発した「チャットワークス」というチャット専用ツールに統一する方
向とか・・・)

当社でも、インターネット経由でお客様からお問い合わせいただいているので
すが、「ECスタジオ」のようにそれを突き詰めて徹底してはいません。
「ECスタジオ」では、こうした対応によって価格を安価にすると同時に、利益
率を高めているとのこと。
ただ、逆にお客様にも会社のポリシーを理解してもらい、電話で聞きたい、
訪問してもらいたいという要望には、原則として応えないというスタンスをと
っているようです。
電話については社外だけではなく、社内の連絡も原則としてチャットとメール
(最近はチャット)にしています。

会議でもITを活用しています。
例えば、お互いに情報を共有するために、パソコン画面をお互いに見れたり、
操作できたりするソフト(チームビューア)を導入。
スカイプを利用して、新幹線でも本社と会議。
大阪と東京のテレビ会議を、なんとプレイステーション!を使って実施する。
会議は動画にして社内に配信、それを社員がiphoneで共有。

などなど、アイデアとチャレンジ精神満載のワークスタイルを実践しています。

その他にも、いろいろなツール・サービスなどを利用して、社内の業務効率化
に取り組んでいますが、面白いのは実際に使って役だった、と思うツールを代
理店として販売していることです。
単にツールを売る、ということではなくて、自分たちで実践・活用し、そのノ
ウハウも提供していることが特徴的だと感じます。

これで、実際成果はどうなのかと言えば、細かい数字は出せませんがちょっと
仰天するくらいの売り上げ・利益をたたき出しています。
さらに、社員満足度も非常に高い!

ソフトウェアを扱っている会社ほど、IT活用が進んでいない、という紺屋の白
袴みたいな話があります。(当社も、ドキッとさせられます!?)
一方、「ECスタジオ」はIT企業だからこそ、自社の仕事のスタイルもIT活用も
先進的に取り組むべきだ、そして、ITを使えば業務効率化が果されるのだ、
というポリシーをもって徹底して取り組んでいるのは本当に素晴らしいと思い
ます。

すべてのスタイルを真似したい、と思うわけではありませんが、その姿勢は当
社でも大いに見習うべき!と感じているところです。
みなさまも、直接は関係がないかもしれませんが何か参考になることがあるの
ではないかと思って、今回取り上げてみました。

ご興味のある方は「ECスタジオ」のホームページ、

http://www.ecstudio.jp/

をご覧ください。

社長の山本敏行氏が書いた書籍もあります。
(「日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方 」)


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  4.エコニティからのお知らせ
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■展示会について

11月16日~18日に展示会に出展いたします。

http://www.jma.or.jp/next/index.html

ご興味ある方には招待状をお送りできますので、お問い合わせください。
また詳細は随時ご連絡いたします。


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応
しています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

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  5.編集後記
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今月も業務の関係で発行が遅れてしまいました。申し訳ありません。
(いつも5日頃までを目途にしようと思っているのですが・・)

さて、この大変な一年もすでに9月となりました。
当社は9月が期末なので、来月10月からお陰様で、12期目にはいることができ
ます。
これを機に、もう一度自分たちがお客様や社会に対して、何をやるべきなのか
、何ができるのか、最近考えていることを整理していこうと思っています。
来期もどうかよろしくお願いいたします。


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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