? メールマガジン2011年10月号|エコニティは低価格の設備管理システム、設備点検システムを提供し、工場や施設の設備管理業務を支援します。

メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2011年10月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第46回)
2.「北海道のうまいもん」(第44回)~菓子の家~
3.エコニティからのお知らせ
  ・展示会について
  ・新たな商品について
  ・ホームページのリニューアル
  ・保守サービスの見直し
  ・デモンストレーションの対応について
4.編集後記

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  1.設備情報管理のポイント(第46回)
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前回は「5)(データ)収集の手続きを決める。」というテーマのご説明をし
ました。
設備管理業務の場合、本業の「ついで」にデータ収集を行うことが多くなりま
す。
情報管理について意欲的に「やりたい!」と取り組んだ結果データ収集が行わ
れることがベストですが、一般的にデータ収集は面倒だと感じる人は多く、
なかなかうまくいきません。
そのため「データ収集の手続き化」をおこないます。
「それをやらなければ、不利益をこうむってしまう」
という一種の強制力を背景にデータ収集を行うという考え方ですが、単に強制
的に行うだけでは反発を招きます。
そのため望ましいのは、自然な形で業務に溶け込ませることです。

と、ここまでお話してきました。
今回はその続きです。
さて、

「自然な形で業務に溶け込ませる」

と言ってもなかなか、イメージがわきにくいかもしれません。

しかし実は多くの現場で、すでにデータ収集が業務の中に組み込まれているの
です。

どういうことでしょうか?

故障対応の実施、点検の実施、定期整備の実施、新しい設備の導入・・・
などなど、さまざまな設備管理業務にともなって、多くの場合「報告書」や
「日報」「月報」を作成しているのではないでしょうか?

これら作成した書類の内容を具体的に考えると、収集したいデータと合致して
いる可能性が高いのです。
つまり、データ収集につながる業務プロセスがすでに「ある」のです。

ただ、問題はそれがデータ収集として意識されていないため、活用できる情報
として蓄積・管理されていない、ということです。
例えば、報告書を作っても、個人のパソコンの中と、ドッチファイルの中に眠
っていて簡単には取り出せない、ということがあります。

逆に言えば、

「従来の書類を作成する業務プロセス」=「データの蓄積・管理のプロセス」

となれば、データ収集が容易に行われる、ということになります。
つまり、「自然な形で業務に溶け込ませる」第一の方法は、

◎既存の業務に組み込んでデータ収集を手続き化する

ということです。
例えば設備管理ソフトを利用して、ソフトにデータを入力すると、報告書フォ
ームを自動的に出力できるようにする、という方法が考えられます。
またExcelのフォーマットに入力したデータを、Excelのマクロ(プログラム)
で管理しやすいデータフォーマットに展開する、というやり方も考えられます。

いずれにしても、従来作業と同等の負担でデータの蓄積・管理ができるように
なるため、現場の担当者の抵抗感が非常に少なくなります。

ポイントは少なくとも当面、

・フォームをプリントアウトして保管する

という従来のプロセスをあまり崩さないことです。
紙を減らそう、という時代の流れに逆行してしまうのですが、このプロセスが
あることで、ある種の強制力が働きます。
つまり、これまで定着していた習慣と同様の流れの中で業務が進行し、新しい
プロセスが、「やるべきこと」として意識されるのです。

それでは、定形的な報告書などを作る業務プロセスがない場合にはどうすれば
よいのでしょうか?

その場合は、多少強引かもしれませんが新たな業務プロセス作ることをお勧め
します。

もちろん、「報告書を提出する」ことでもよいのですが、もう少し踏み込んで
業務プロセスを考えてみます。

・定期的な報告会で、故障データを発表することを義務付ける。
・保全計画策定の手順として、過去の基礎資料の作成を組み込む。
・TPMや改善活動の一環としてデータを提出する。

つまり二つ目の方法は、

◎新たな業務活動の一環に組み込んでデータ収集を手続き化する

ということです。

新たな業務プロセスへの組み込み方には二つのポイントを考慮してください。

一つは

・アウトプットを業務プロセスに組み込む

ということです。

「データを入力しなさい!」

というインプット(入力)だけを業務プロセスに組み込んでも、強制力が働き
にくいためのです。逆にアウトプットをプロセスに組み込めば、データが他の
人の目にさらされる、ということを意識するため、入力が確実になります。

もう一つは

・大義名分を作る

ということです。
もし、

「この書式の報告書を出してくれ」

これだけを切り離して要求すると、どうなるでしょうか?
作成する担当者はもちろんですが、責任者も含めて、その作業が何のための業
務なのかわからず、業務遂行の意識が低くなっていきます。
今まで、存在しなかった業務ですから、よほど意識が高くなければ定着しにく
いのです。

ですから、業務を何のために行うのかという意味づけ=大義名分が是非必要で
す。

もちろん、データを収集する本来の目的を大義名分として考えてもよいのです
が、そこから離れて大きな業務の一環という大義名分を与える方が、業務プロ
セスを組み立てやすいと思います。
「報告会」「業務改善活動」「計画策定作業」・・・このような業務の中の
一環という大義名分のもとデータ収集を手続き化することで、定着を図りやす
くなると思います。

以上の通り、データ収集について「やりたい!」というWantsの意識が低かっ
たとしても、業務に組み込むことでNeedsを高めることができるのです。

さて今回はここまでとさせていただき、次回は「利用の手続きを決める」とい
うことをお話ししたいと思います。


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  2.「北海道のうまいもん」(第44回)~菓子の家~
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今回は「菓子の家」を紹介します。
菓子の家は元々、帯広から車で約1時間半程の距離に位置する本別町にあった
お菓子屋さんで今年の5月に帯広へ移転しました。
本別町にお店があった頃から、遠方から訪れる人も少なくない人気店ではあり
ましたが、帯広へ進出したことで、さらに多くの人が訪れそうです。

このお店の売りはなんといってもシュークリーム(私の主観ですが・・・)!
ショーケースをパッと見てまず目に付くのが通常の4倍はありそうなビックな
「シュークリーム 1050円」!!シュークリームという名前なのに普通じ
ゃないところがビックリです。その他には・・・

お店人気No.1の
「スペシャル・バニーユ(究極のシュークリーム)」

カスタードと生のダブルクリームに餡(大納言)が入った変り種、
「大納言シュー」

通常のシュークリームと聞いてイメージするシュークリームにもっとも近い
「家シュー」

先日訪れた時に初めて見た?シュー皮が甘くて美味しい
「マカロンシュー」

シュークリームの種類が豊富といえども1件のお店で5種類のシュークリーム
を買っている私もかなり珍しい客ではあったかもしれませんが、それぞれの見
た目、シュー皮の食感、クリームに違いあってとても美味しくいただきました。
ちなみに、私はスペシャル・バニーユ(究極のシュークリーム)」がやっぱり
オススメです。
価格は105円~300円になります。

そういえばお店を出る時に日にちと時間限定で「究極のクレープ」なる商品が
販売されるという情報を目にしました。
なんでもこのクレープは本別町にお店があった頃も大人気だったのですが、帯
広に移転してからしばらくの間は、混み合っている中での混乱を避けるため販
売を見送っていたようです。
それがようやく、お店が落ち着き始めた9月より日時限定で販売となりました。

平日夕方6時からとなっていて、とても気になりますがなかなか買うのは難し
そうです。

そのほかにもジェラート等美味しそうなスイーツがたくさんありました。

十勝方面へお出掛けの際は是非立ち寄ってみてくださいね。

<<菓子の家>>
帯広市西9条南11丁目2-1
TEL:0155-66-9035


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  3.エコニティからのお知らせ
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今回は、エコニティからのお知らせ、増量版です。

■展示会について

以前からご連絡しています通り、11月16日~18日に展示会に出展いたします。

http://www.jma.or.jp/next/index.html

ご興味ある方には招待状をお送りできますので、お問い合わせください。

・無料の試用版、資料を配布いたします
・新たな商品、その他まだ商品化されていない新たな取り組みについてもご紹
介いたします。
・個別に設備情報管理のご相談がある場合には承ります。「設備管理の匠」の
購入が前提でなくてもかまいません。


もし、お時間があるようでしたら是非ご参加ください。


■新たな商品について

10月中旬~下旬より順次新たなオプション商品を投入していきます。
現在決まっているのは、

・帳票作成オプション
任意形式のメンテナンス報告書、点検報告書をExcelで出力できる機能です。
報告書の形式はお客様が作成することが可能です。

・運転時間管理オプション
機器の運転時間の管理を強化するオプションです。
外部からのデータ取り込みや、メンテナンス履歴、部品の入出庫履歴と運転時
間を連動できるようにしています。

・施設データ管理オプション
機器を設置する施設(建物)の基本情報や関連ファイルを管理できるようにし
たオプションです。
例えば建物自体の広さ、竣工年、写真などを管理することが可能です。

その他にも随時新たなオプションのリリースを計画しています。
詳細はホームページに掲載します
ご興味ある方は資料をお送りいたしますので、ご連絡ください。


■ホームページのリニューアル

商品投入に合わせて10月中旬~下旬の予定でホームページをリニューアルしま
す。
(本来10月からの予定でしたが遅れてしまいました)
新たな商品の紹介のほか、さまざまな情報を広く掲載するようにしています。

最終的にリリースとなりましたら、臨時のメールマガジンでご案内いたします。


■保守サービスの見直し

10月より保守サービスを改組して、料金体系やサービス内容を見直します。
こちらも、ホームページ上で正式に発表いたします。


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応
しています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

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  4.編集後記
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先月もご連絡いたしました通り、今月から12期となります。
これを機に、業務を色々と見直しています。
本当は12期に入ると同時に変更できればよかったのですが、準備が十分追いつ
きませんでした・・・・。何とか、徐々に変更していこうと思っています。

なお今後、

・ソフトウェア商品の幅を広げる
・お客様の運用もサポートできるようにする
・高品質、低価格のサービスを提供できるようにする

こうした点を重点強化ポイントにして、お客様によりご満足いただけるように
したいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。


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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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