? メールマガジン2011年12月号|エコニティは低価格の設備管理システム、設備点検システムを提供し、工場や施設の設備管理業務を支援します。

メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2011年12月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第48回)
2.「北海道のうまいもん」(第45回)~フルーツケーキファクトリー~
3.エコニティからのお知らせ
4.編集後記

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  1.設備情報管理のポイント(第48回)
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前回は、「利用の手続きを決める」ということについてご説明しました。
利用とは「データの使い方」、ということです。
「自由に」データを使ってはいけないのでしょうか?
自由にデータを使えばうまい活用方法が誕生するかもしれません。

しかし、少なくともここでは「設備情報管理」という考え方が前提です。
情報管理の観点では、まず「目的」を決め、「仮説」を立てています。
そして、最終的にはその検証を行うことになります。

しかし、自由にデータを使ってしまっては、「目的」「仮説」からはずれてし
まい、その検証がやりにくくなります。
また、人による利用のバラツキもでます。

こうした内容でした。

誤解のないように申し上げておきたいのですが、決して個人個人の自由な発想
でデータを活用することを否定しているわけではありません。
しかし、管理する立場であればまず「利用のルール」を提示して、それに則っ
た上で新たな活用法を探していく方がよい、ということなのです。

今回は、具体的に「利用の手続き」を作っていくためのやり方をご説明したい
と思います。

内容は次の3つです。

・目的(ゴール)の明示
・手順の決定
・マニュアル化

■目的(ゴール)の明示

情報管理を進めるにあたって定めている目的を利用者に明示する、ということ
です。

よく、データを入力している現場などから出てくるのは、

「何のためにやっているのかわからない」

という話です。
目的が見えないと、入力意欲はもちろん利用意欲も落ちます。
というより、そもそも利用する気になりません。

「利用の手続き」に限ったことではありませんが、情報管理を進めるにあたっ
ては、原則として関係者に目的を説明すべきだと思います。
(もちろん、何らかの事情があり目的を明示できないような場合には別ですが、
それはほとんどないと思います)


■手順の決定

次に、利用の手順を決めてください。
利用者が手順に沿って、情報を利用するようにするように定めるということで
す。

情報利用とは通常あるアウトプットを得ることです。
そのアウトプットに至るための方法を、誰でもわかるように細かく決める、
ということがポイントになります。

例えばソフトウェアを使う場合であったら、

1)○○の画面を開く
2)××の設定をする
3)△△のボタンを押す
4)□□の表示を確認して、出力ボタンを押す
・
・

など、できれば事細かに操作順を決めてください。
このようにかくと書くと、何だか「がんじがらめ」でかえって、やりにくいよ
うな気がしますよね。

しかし、目的は二つあります。

一つは抵抗感の軽減です。特にソフトウェアを使う場合は(Excelを含めて)、
パソコンでの操作に抵抗感が強い人がいる、ということです。
細かく手順化することで、そうした人も、あまりストレスなく利用できる期待
が高まります。

もう一つは、アウトプット品質の標準化です。
製造現場などでは、生産手順を細かに定めていると思います。
良かれと思って個人個人が逸脱した手順を踏んでしまうと、不良の率が高まっ
たり、かえって生産スピードを阻害してしまう可能性があるからです。

事情は全く同じです。

例えば、ある故障が発生した時に類似故障を検索して対策を確認する、という
利用法を想定していたとします。

そんなときに、使い方について漠然と、

「このソフトに類似故障が入力されているから、各自検索して使うように」

という話だけであればどうでしょうか?

もしきちんとデータが入っていたとしても、状況によって、または人によって
探せるか、探せないかバラツキが出てしまいそうです。

設備の情報管理には、複数の人が関わることがほとんだと思います(現時点で
はなく将来を含めると)。
情報管理の理解についても様々だと思います。
それを考慮すると、アウトプットを安定させるために手順を作ることが必要な
のです。

※なお、手順の決定は利用だけに関わるものではなく、データ収集でも同じよ
うに考えて方がよい、ということを付記しておきます。


■マニュアルの作成

最後に、決めた手順を簡単なマニュアルにまとめて誰でもすぐに見えるように
置いておくことが必要です。

仮に、手順を一度説明したとしても、すぐに忘れます。
特にたまにしか使わないような人は、使うたびに

「あれ、どうするんだっけ?」

となることは、ほぼ間違いありません。

ソフトウェアであればメーカーが出している操作マニュアルがあると思います
が、分厚いマニュアルを見るのは主要な担当者くらいです。

もっと簡単な手順だけを明記したマニュアルをすぐ取り出せる状態にしておけ
ば、利用者や担当者の負担が減るだけでなく、利用率も確実に上がります。

以上、「6)利用の手続きを決める」をご説明してきました。

次回は「7)運用する」についてご説明したいと思います。


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  2.「北海道のうまいもん」(第45回)~フルーツケーキファクトリー~
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もうすぐクリスマスですがクリスマスケーキの予約はお済ですか?
とにかく毎年種類が豊富で、しかもどれも美味しそうで悩んでしまうと思いま
す。
家族に意見を聞いても意見が分かれ結局決まらない・・・っていう事は我が家でも
よくある事です。

今回はフルーツケーキファクトリーをご紹介します。
フルーツケーキファクトリーはフルーツタルトの専門店です。

クリスマスケーキといえば定番の生クリーム苺デコレーションケーキで!
という方も多いかと思います。
確かに真っ白の生クリームに真っ赤ないちごはクリスマスというイメージかと
思います。

しかし「あのいちごがもっと多かったら・・・」と思った事はないですか?
(私は思ったのですが)
そこでフルーツケーキファクトリーの定番メニュー「いちごタルト」の登場で
す。
いちご(フルーツ)をふんだんに使っています!
というより隙間なく(というか重なり合って)載せられています!
これだけで夢がかなった気分になりました。

タルトはサクサクでその中にはカスタードクリームが入っていてシンプルでは
ありますがとても美味しいです。

お店には「キャラメルバナナタルト」「グレープフルーツタルト」「むらさき
いものタルト」「キウイタルト」・・・と定番のフルーツタルトの他、旬の果物が
季節限定で登場するようです。
たくさんのタルトが並んでいて、しかもどれもフルーツでみっしりです。

興味がある方は、札幌市内にお店がありますしホームページもありますので、
フルーツのみっしりさ加減を是非確認してみてください。

<<フルーツケーキファクトリー>>
http://www.fruitscakefactory.com/


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  3.展示会のご報告
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さて、11月16日~18日、東京ビッグサイト(東京国際展示場)東5・6ホールに
おいて、ものづくりNEXTの中の「メンテナンステクノショー」に出展してきま
した。

簡単にそのご報告をさせていただきたいと思います。

まずは、ご来場いただいた方に厚く御礼申し上げます。
大変小さなブースであるにもかかわらず、3日間トータルで100名を超える多数
の方々にお立ち寄りいただきました。

そこで、弊社の商品のご紹介や資料の配布などをさせていただきました。
その際に色々なお話をさせていただいたのですが、今回、私自身が最も印象に
残っているのは、

「ipad(iphone)を使ったようなものはないですか?」

ということでした。

弊社は昨年展示会には出展しなかったので、2年前の前回の展示会ではipadがま
だ発売前でした。タブレットPC自体はいくつかあったはずですが、全く話に出
たことはなかったと記憶しています。

しかし、ipadさらにはiphoneの普及でタッチパネル型のタブレットPCがいかに
浸透してきたかを実感しました。

弊社としてはまだいつになるかわかりませんが、少なくとも点検管理の匠と接
続する形でのタブレットPC対応のソフトは来年リリースしたいと考えています。
(ipadを本当に使うかは未定ではあるのですが)

ただ、実は出展者側はというと、少なくとも私が見た限りではタブレットPCが
それほど目立つ、という状況ではありませんでした。

いくつか、タブレットPCを展示していたり、中にはタブレットPC専門で出して
いるブースもあったのですが、全般的には思いのほか目立っていないように感
じました。

他のブースを見る時間は多く取れなかったのですが、タブレットPCに限らず、
今年の展示会ではあまり目を引くような新機軸が少なかったような気がします。
私は保全現場の人間ではないので、どうしてもIT寄りの目線になってしまいま
すが、少し保守的な印象でした。
(隣のデジタルマーケティングの展示会の方が興味深い印象でした)
だいたい毎年出展する顔ぶれが同じで、私自身が慣れてしまった、ということ
もあるかもしれませんが。。。

展示会の来場者数自体も、少なくとも昨年よりは減少傾向でした。
これは震災や不景気の影響があるのだと思います。

弊社自身、今年新機軸を打ち出したわけではありません。
来年の展示会では、新しいサービス、商品などをもっと皆様にご提示できるよ
うにしたいと思っています。

展示会の弊社ブースの様子についてはホームページをご覧ください。

http://www.econity.co.jp/news/news111209.html


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  4.エコニティからのお知らせ
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■新たな商品と試用版について

先月告知しました通り、順次オプション商品を投入していきます。
今後随時紹介していきますが、まずホームページに掲載したのは、帳票作成オ
プションです。

◎帳票作成オプション

これは、「保全・故障報告書作成機能」(設備管理の匠のオプション機能です)
と「点検報告書作成機能」(点検管理の匠のオプション機能です)の二つを準備
しています。
それぞれお客様が設備管理の匠、点検管理の匠のデータと連携させてExcelで任
意の報告書、点検報告書を作成・出力できる機能です。
今お持ちの報告書をベースに出力することも可能です。

もしご興味をお持ちいただけるようであれば資料をお送りいたしますので、ご
連絡ください。
また、お試し版として使うこともできるので、もし「試してみたい」という方
もご相談ください。

ホームページもご覧ください。

http://www.econity.co.jp/setsubi/option.html#OP1



◎点検管理の匠の変更

についても少し内容を変更しています。
これまで、「設備管理の匠」+「点検管理の匠」という構成にしていましたが、
点検業務の改善を中心にお考えになっているお客さまに向けて、

・「点検管理の匠」(簡易設備管理システム付き)

をPDAソフト付きで298,000円(税別)でご提供するように致しました。
(PDAソフトなしの場合には253,000円です。)
設備管理の匠のオプションとしてご利用する場合には従来通り198,000円です。

簡易設備管理システムは、「設備管理の匠」から、部品管理機能、保全サイク
ル機能、関連図書機能、保全サイクル機能、関連ファイル機能、統計機能が除
かれた、点検管理用の設備管理システムです。
(設備管理の匠へのアップグレードも可能です)

もしよろしければホームページもご覧ください。

http://www.econity.co.jp/tenken/


◎各オプションの試用版ご提供

各オプションの一部について、試用版でご確認いただけるようになりました。
・お知らせメール送信機能
・在庫管理表機能
・レイアウト管理機能
もし、ご興味のあるお客様がいらっしゃいましたらメールでご連絡ください。

takumi@econity.co.jp


■デモンストレーションの対応について

エコニティでは、「設備管理の匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応
しています。
ご希望の方はご連絡下さい。

<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

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  3.編集後記
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北海道では大吹雪、東京でも急に冷え込んできて本格的な冬が駆け足でやって
きたように思います。
この前、冷房を気にしながら使っていたのに・・・と思うとあっという間です。

2011年も師走、毎年の変化は少しずつでも、何年か経つと驚くほど様変わりし
ていることが世の中にはたくさんあります。
ただその中でも、今年は日本にとって大きな変化の年として記憶されるのかも
しれません。
振り返った時に、よい変化として話すことができるようにしたいものです。
皆様にとって来年はもっと良い年になることを心から願っております。

このメールマガジンも、今年はこれが最終号です。
来年もまたよろしくお願いいたします。

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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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