メールマガジンバックナンバー

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□■ エコニティ メールマガジン □■ 2014年5月号
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 ◎ 目次                
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1.設備情報管理のポイント(第72回)
2.お取り寄せチャレンジ!
  (第2回 チュベ・ド・ショコラ 割れチョコミックス5)
3.エコニティからのお知らせ
4.編集後記

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  1.設備情報管理のポイント(第72回)
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前回から、「設備情報管理」による三番目のメリット、「保全計画の支援」
をテーマとした話を始めました。
現在、「中長期保全計画」を立てたり、「長寿命化計画」を推進したりという
動きはかなり一般的になりつつあります。
設備にかかるLCC(ライフサイクルコスト)を低減することが、その目的の一
つとなっています。

しかし一方で、保全の予算を策定する際に、前年度の予算が重要な決定基準に
なっているようです。
中長期の保全計画と併用しているケースも多いと思いますが、「中長期の計画
が立てられない」話を実際にお伺いすることもあります。
確かに、中長期計画策定には、労力がかかり、その妥当性を確認するのはそん
なに簡単な話ではありません。
とは言え、コストダウンが強く求められる昨今、保全計画の策定がより求めら
れることは間違いありません。

このような話をさせていただきました。

さて、それでは「保全計画」をうまく策定するためのキーポイントはいったい
何でしょうか?

その一つは、間違いなく設備の「情報管理」です。
逆から言えば「情報管理」のないところに保全計画策定はあり得ないのです。

いったいどうしてでしょうか?

まず極端な話をしてみましょう。

仮に、設備管理の担当者が施設内にどんな設備が存在するのかわからなかった
とします。
どんな機種が何台あるか正確にはわからないけれど、大体はどんな設備がある
かはわかっているという状態です。
設備の情報を正確につかんでいないわけです。

さて、このような状態で保全計画を策定することはできるでしょうか?

もちろん、できません。
少なくとも適切な形で計画することは、ほぼ不可能です。
適切な形で計画を立てようとしたら、当然それぞれの設備の将来計画が前提に
なります。
個別の設備の計画のボトムアップによって全体計画が決まるわけです。

存在が把握できていない設備の計画は、どうやっても立てることはできません。
つまり、設備の情報を把握しているからこそ、保全計画を策定できるのです。

「どんな設備があるかわからないなんて、そんなこと、あるわけないよ」

とおっしゃる方もいるかもしれません。
ただ、こんな事例があります。

そのお客様では、製造現場主導で設備を導入していて、その設備の保全も基本
的に現場任せとのことでした。
ちょっとしたトラブルはともかく、少し大きな故障は現場で十分に修理ができ
ないので、すぐにメーカーに連絡して対応してもらっているようです。
それを管理部門できちんと状況を把握する仕組みはできていませんでした。
そのため、設備の現状について管理部門ではよくわからない、ないし
調べなければよくわからず、保全計画策定などに支障をきたしていました。
こうした状況を改善するため、情報管理のツール導入の必要性が出てきたのです。


設備管理のご担当者様の中には、頭の中に設備の情報が完全に入っていること
があります。
そうした場合、保全計画を立てるときに、ことさら「情報」ということを意識
しないと思います。
しかし、意識するか、意識しないかの違いはあっても、保全計画策定自体、現
実に存在する設備を「情報」の一つにして、シミュレートし
ているのは間違いのないことです。

熟練のご担当者様は実際には自分の頭の中で情報処理をしているのです。
ただ、それは誰でもできることではありません。
人が変わり、設備が変わる中で、もっと体系的に情報を管理する必要が出てき
ます。

では、具体的にどんな情報を取り扱えばよいのでしょうか?

まず基本に立ち戻って「計画」の意味について考えてみます。
三省堂大辞林によると

---------------------------------------------------------------
事を行うにあたり,その方法や手順などをあらかじめ考えること。
また,その案。もくろみ。プラン。
---------------------------------------------------------------

少しビジネス風に落とし込んでみますと、

---------------------------------------------------------------
ある目的(目標)と現状のギャップを埋めるための行動の順序を考え
ること
---------------------------------------------------------------

と解釈できます。

保全計画もこの解釈に当てはまると思います。

「保全計画は立てているけれど、特に目的は意識していない。」

と言う方もいるかもしれません。

しかし、明示されていないとしても、そもそも(予防)保全自体、

「現状のまま放置しておくと致命的な問題が発生することが予想できるため、
それを回避もしくは最小限に抑えるための行動を行う」

という暗黙の前提があるのです。

この計画の定義を掘り下げていくと、保全計画時に必要な情報の内容が浮かび
上がってきます。

具体的には次回お話をさせていただきます。



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  2.お取り寄せチャレンジ!
    (第2回 チュベ・ド・ショコラ 割れチョコミックス5)
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日頃「ちょっと気になる・・・」とは思っていても、なかなか購入には至らな
かったりすることってありませんか?
先月から始まりました、この「お取り寄せチャレンジ!」企画は、エコニティ
社員たちがローテーションでそんな商品を取り寄せては、ああでもないこうで
もないと、レポートするという企画です。

※これを試してほしい、などのリクエストも随時受け付けております。

2回目となる今回のお取り寄せ商品は、

「チュベ・ド・ショコラ 割れチョコミックス5」

割れ、欠け、製造工程で生じた規格外などをお得なサイズで集めてパッケージ
した、所謂「訳あり」商品。
チョコに限らず、おせんべいや焼き菓子など、ネット通販サイトを見ると実に
様々なものが販売されています。
そんな中でも私が特に気になったのが、こちらの割れチョコでした。
このお店もテレビや雑誌など色々なメディアに取り上げられているので、知っ
ている方も多いのではないかと思います。

なんでも、こちらのチョコは「カカオ豆以外の植物性油脂」を使用していない、
クーベルチュールチョコレートなんだそうです。
しかもCODEX国際規格なる厳格な基準をクリアした純粋なものだとか。

スーパーやコンビニで売られている一般的なチョコの原材料には「植物性油脂
(大豆を含む)」という表記が多く見られます。それでも十分に美味しいので
すが、どうせなら本格的なチョコを食べたい、というのがチョコ好きの本音。
とはいえ、デパートに並ぶ高級チョコには、早々手は出せません。

その点この「割れチョコミックス5」は、驚きの大容量1.2キロ!で、値段
は¥2,980(税抜)というお得さ、しかも全12種類の味がランダムに入
っており、まるでチョコレートの福袋といった感さえあるのです。

ではその12種類を列記してみましょう。

ミルク/ビター/ミルクマーブル/ビターマーブル/ミルクマカダミア/ミルクマシ
ュマロ/ビターマシュマロ/ふんわりビター/マカダミアフレーク/まるごとアー
モンドパフ/ビターイチゴ/ティラミス

・・・もうどれから食べればいいのかわかりません。

ならばとりあえず全種類一口ずつ!ということで袋を開けると、たちまち立ち
上るチョコレートの香り。
チョコは確かに不揃いに割れています。掌の大きさほどもある欠片から、つま
める位の小さな欠片まで様々です。
これは本当に面白いです。綺麗に成型されたチョコにはないこのワクワク感こ
そが、「割れ」の醍醐味なのかもしれません。

さて肝心のお味の方ですが、文句なしの美味しさでした!
滑らかな口どけは、さすがクーベルチュールといったところでしょうか。
甘さは程ほど、といいますか、カカオの風味を損なわない丁度よい甘さだと、
私は感じました。
ビタータイプも思ったよりは苦すぎず、これなら男性でも気に入るかもしれま
せん。私は飲めませんが、ブランデーなどのお供にも合いそうです。

なかでも私が一番美味しいと思ったのは、「ミルクマシュマロ」です。
モチモチしたマシュマロの食感と、細かく砕いたアーモンドの香ばしさが、ま
ろやかなミルクチョコレートの味を一層引き立ててくれているようでした。
次点で「ビターイチゴ」。こちらはものすごく高級感のあるア○ロチョコ、と
いうとイメージし易いかもしれません。

ちなみに、実はこのお店のチョコ、「あえて割っている」チョコなのです。
元々は本当にうっかり割れてしまったものを売っていたそうのですが、あまり
の売れ行きに生産が追いつかなくなったとか・・・
なので正確な意味での割れチョコではないのですが、どれ一欠片として同じ形
の存在しない「割れ」というスタイルにこだわっているところが面白いと感じ
ます。

なお、今回取り寄せた「割れチョコミックス5」は、そんな割れチョコの中で
も、かけらが小さい、キズが大きい、社員販売用の在庫品などの理由で販売に
至らなかった、本当の「訳あり品」だそうです。
ミルク多め、ビター多めのどちらかを選ぶこともできますので、お好みに合わ
せて注文することもできます。

先にも書きましたが、この商品はとにかく量が多いです。
大勢でわいわい食べるもよし、ひとりで毎日少しずつ食べるもよし(賞味期限
は半年もあるので日保ちはOKです)。
スイーツの一等地、自由が丘に実店舗もあり、手ごろな量での販売もあります
ので、お近くの方はお店に足を運ぶという手もあります。

くれぐれも食べすぎには注意!しつつ、興味のある方は是非お試しください。

チュベ・ド・ショコラ 割れチョコミックス5
\2,980(税込\3,218)今なら送料無料キャンペーン中
http://www.warechoco.com/



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  3.エコニティからのお知らせ
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■「匠のメンテナンス タブレット」について

4月に

「匠のメンテナンス タブレット」

をリリースいたしました。

「設備管理の匠」のデータをタブレットPCに転送し、タブレットPC上での設備
の保全履歴の確認や、新しい保全履歴の入力を実現したソフトです。

タブレットPCは携帯性に優れていますので、現場にタブレットPCを持ち込んで
その場で設備の保全履歴の確認や、新たな保全データの入力などができるよう
になります。

また、設備の基本情報や、関連ファイルに登録した設備の写真やファイルを閲
覧することもできますので、現場作業の効率化に大きく貢献すると考えています。

価格は、「設備管理の匠」と同時購入で、税別50,000円です。

詳しくはホームページをご覧ください。
お試し版なども準備しています。

http://www.econity.co.jp/setsubi/takumi_tab_maint.html

また、「点検管理の匠 タブレットPC」版と同様、タブレットPCのお貸し出し
も行っています。
試してみたい、というお客様がいらっしゃいましたら、メールでご連絡くださ
い。

takumi@econity.co.jp


■「点検管理の匠」タブレットPC版・試用版とお貸出し

「点検管理の匠のタブレットPC版を自分の持っているタブレットで試すことが
できないか」
というお客様は以下のURLよりダウンロードできます。

http://www.econity.co.jp/tenken/index.html#S5

対象機種は、解像度1024×600、1280×800の7インチタブレット、AndroidOS3.2
以上です。
画面崩れはありますが、上記解像度をほぼ満たす、AndroidOSのスマートフォン
でもご確認は頂けると思います。(動作保証はしておりません)

また、試用版で入力したデータと連動させたいお客様はご相談ください。

※タブレットや高解像度のスマートフォンがない場合、タブレットPCをお貸出
しにも対応しています。ただし、台数が限られておりますので、貸出中の場合
にはご容赦ください。


■デモンストレーションの対応について

ご訪問して「設備管理の匠」「匠のメンテナンス タブレット」「点検管理の
匠」デモンストレーションのご依頼に随時対応しています。
地域によってはご訪問までにに少し時間がかかることもありますが、できる限
り調整してお伺いいたします。ご希望の方はご連絡下さい。


■オンラインデモについて

「試用版を使っているけれど、使い方がよくわからない」
「アドバイスが欲しい」

などのご希望がある場合でも、デモに来てもらうほどではない、ということも
多いと思います。
そんなときに、ご活用いただきたいのは「オンラインデモ」です。
私どもエコニティで操作するパソコン画面を、自分のデスクに座ったまま見る
ことができますので、気軽にわからないところの確認をすることができます。

詳しくは以下のURLをご覧ください。

http://www.econity.co.jp/setsubi/online_demo.html



<問合せ先>
Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468


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 4.編集後記
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5月13日に町田で、また痛ましい工場の爆発事故が発生しました。
作業中の火花がマグネシウムに引火したのではないか、ということが言われて
いますが、そうだとしたら作業上のちょっとしたきっかけにより大惨事が起こ
ってしまったことになります。

今に始まったことではありませんが、工場での大きな事故などをよく目にしま
す。どんなに注意していても、人間なのでミスが発生することはあります。
また、最近では人の入れ替わりも増えているようなので、情報の承継なども十
分でないのかもしれません。

何とか、少なくとも人の命にかかわるようなリスクの高い問題に対しては、集
中投資してもうまい回避策とれればよいのに、と願わずにはいられません。

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■□エコニティについて■□

(有)エコニティは2000年に設立されました。
もともとソフトウェアの受託開発などを中心に業務をおこなっていましたが、
2003年頃から設備管理システムに取り組むようになりました。
当初は受託開発の一環としてソフト開発をおこない、その後設備保全のデータ
の作成などにも関わった経験もあります。そうした経験を生かし、2005年にパ
ッケージソフトとして「設備管理の匠」をまとめ、販売を開始しました。
お客様に使ってもらい、情報活用に貢献できるようなシステム作りを目指して
います!

URL:http://www.econity.co.jp

Mail:takumi@econity.co.jp

TEL:03-3865-1468

本メールマガジンが不要な場合には、下記メールまで「不要」の旨、ご連絡下
さい。お手数おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

編集責任者:吉村

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