メールマガジンバックナンバー

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 エコニティのメールマガジン   2022/11/22号
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☆お知らせ

エコニティはこのたび、経済産業省が推進するIT導入補助金事業において、
IT導入支援事業者として認定されました。

制度の内容、対象製品、申請については弊社HPの特設記事
https://www.econity.co.jp/it_subsidy.html
をご覧ください。

制度の詳細については「IT導入補助金2022」のサイト
https://www.it-hojo.jp/
を参照ください。

補助金申請の最終締切日は12月22日となっております
事前準備に2週間程度かかるものがありますので
申請をお考えの場合は、早めに
takumi@econity.co.jp
にご相談ください。

〇●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メンテナンス協会報告書を読む
~~2つの産業における設備管理問題意識の差異~~
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前回に引き続き、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が出している
報告書から紹介します。

「設備管理の人材育成に関する実態調査(2021年4月)」において、
「装置型産業」と「加工組立型産業」で異なる傾向が見られました。
装置型産業は産業分類における「食品・化学・鉄鋼・非鉄金属」など(回答数436)、
加工組立型産業は「金属製品・電気機械・電気機器・半導体」など(回答数539)です。

「設備の故障やトラブルに悩んでいるか」という問いに対し
2つの産業で「悩んでいる」と「悩んでいない」の回答率に差がありました。
装置型産業の方が加工組立型産業より「悩んでいない」という回答が10ポイント近く
大きいという結果になっています(それぞれ25.5%、34.5%)。

続く問いを見てみますと
「設備問題に人材要因は大きいか」という問いに
「関係ない」という回答をしたのが
装置型産業で14.2%、加工組立型産業で23.2%と、先の問いと同様に
装置型産業の方が加工組立型産業より10ポイント近く大きい
という結果が出ています。

これをどう捉えるべきでしょうか。

「設備故障に悩んでいる」「設備問題に人材が関係している」
と回答している企業は設備故障やトラブルへの意識が高い、
と報告書ではまとめられていますが、
必ずしもそうとは言えない可能性も感じます。

「故障やトラブルに悩んでいない」「問題に人材は関係ない」と
回答するということは、現状、設備管理がうまくいっている状態で、
逆に、故障やトラブルに関する意識が高いという解釈も可能です。

2つの産業の特徴を考えると、
・装置型産業の方が加工組立型産業よりも比較的、生産設備を長期間用いる
・加工組立型産業は設備が比較的新しい
といった傾向があり、そのために、加工組立型産業では現状において
設備故障に悩んでいる企業が相対的に少ない傾向にある、と
捉えることも可能かと思われます。

とは言うものの「故障・トラブルに悩んでいる」「人材要因が大きい」と
考えている企業が、2つの産業のいずれでも7割程度と多数を占めている
ことには変わりなく、企業にとって設備管理の問題は大きい、ということは
間違いないと言えます。

参考:
日本プラントメンテナンス協会
https://www.jipm.or.jp/
2021年度メンテナンス実態調査報告書
https://www.jipm.or.jp/company/report/images/210406_1.pdf


〇●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
業界の最新事情
~~目視点検のリモート化で点検効率が40倍に~~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

設備管理関連の最新ニュースをピックアップして紹介します。

2022/10/24

温泉の汲み上げ量監視をリモート化、施設の点検効率が40倍に
https://lilz.jp/news/casestudy-20221024/

温泉施設の点検業務において、
源泉の汲み上げ設備は施設から離れた場所にあることも多く、
日常点検に1日40分程度を要していたところ、
IoTカメラと機械学習・画像処理によって計器の値を読み取る
システムの導入により目視巡回点検のリモート化が可能となり、
毎日の点検時間が1分に短縮されたということです。

弊社製品「設備管理の匠WEB版」は、本ニュースで採り上げられている
「LiLz Gauge」と連携の実績があります。


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